二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【MONSTER HUNTER】 狩りと仲間と… ( No.17 )
日時: 2010/05/02 10:22
名前: 火竜人 ◆wTTGQfV.SM (ID: JUrMEp6v)

第四話 岩山の覇者『リュガレックス』

「ここがカナナ村か…」

そこは岩山に囲まれた
幻想的な村だった。
人の出入りはないが週に一度のぐらいで
他の村との交流も兼ねて物々交換をしている。
ここの村ではハリバ村、グレス村、チャレン村
との提携を組んでいた。
この村は鉱石の交換と引き換えに
回復道具などを交換してもらっていた。

そこでコウは事情を説明するために
この村の村長を捜していた。

「あの〜村長さんってどこにいるかわかりますか?」
「おおう?あんただれじゃ?」

身長は高く筋肉質でその腕は
アプトノスなら軽く持ち上げれるような腕だった。
頭を刈り上げている若い男性が
ワンテンポ遅れて答えた。

「あ、あの派遣ハンターの『コウ』といいます。」
「んっ?あんたがここに派遣されたハンターかい?」
「はい、そうです」
「おお〜〜あんたがそうかいな、村長ならあそこの建物の中にいるよ、それと、自己紹介しとくよおれは発掘屋の『ブロン』っていうんだこのへんじゃいちばんの発掘屋だいよ!またおれに用があったら声かけてくれよな!モンスターの知識もあるぜ!」
「あ、はいありがとうございます」

コウはそそくさとその場を離れ、
村長のもとへ向かった。

——————。

「あの〜村長さんでしょうか」
「んにゃあ?あんたは派遣ハンターのコウかい?」
「そうですけど…」
「ひょひょ、んじゃあこのクエをうけてくるんだんにぇ」
「えっ、ちょっと…」
「ひょひょ、大丈夫じゃよ、岩山草を5本とってきてくれ。大丈夫じゃって、あのフィールドには大型モンスターの情報は入ってきていないからの、フィールド探索のついでにとってきておくれ」
「は、はい」

コウは準備を整えて村を出発した。
本当にカナナ村から岩山は近かった
歩いて10分かかるかかからないかだった。

岩山は8つのフィールドに分けられていて
7のところは大きな洞窟があり
大型モンスターの寝床になっていた。

———————。

最後の一個を4で見つけて
そのまま帰ろうと思い拠点を目指した。
しかしそれだけでは終わらなかった。
後ろになにかの気配を感じて、振り向いた
大きな影が自分のほぼ真後ろにあった

ゴクリ
唾を飲み込んでみてみた
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
こころのなかでそう呟いた
そしてゆっくり上をみた。

「!?」

びっくりして言葉も出なかった
もう逃げることしか考えなかった
せっかく採取した岩山草なんてどうでもよくなって
放り投げた。だが大型モンスターから走って逃げ切れるわけもなく追いつかれた。

「なんで、なんで…大型モンスターはでないんゃ…」

「グオオオオオオオ」

色は黒に近い灰色
容姿はティガレックスと同じだった
ハンタースクールでならったティガレックスと
形は同じだった。でもなんで、まさか亜種!?

そのモンスターはなにかの体制に入った
何かをためているのか?
まさかブレス?
普通のティガレックスはブレスはしないはずだ…
いや絶対そうだ。

「グオオオオオオ」

雄たけびとともに
火の塊が飛んできた

「うわああああああああああああああ」

さっきまで自分がいた
場所が焼かれた
危ない、このままでは死んでしまう!
逃げにゃきゃ逃げにゃきゃ

「グオオオオオオ」

突進してきた
もうやだ
間一髪でそれをよけた

ドドドドドドドン

これは
ライトボウガンの連射か?

「そこのハンターいまだ!逃げろ!おれがスキをる!このモンスターは俺たちじゃかなわん!岩山の覇者『リュガレックス』だ!」


———————第四話終わり。
3日ぐらいこれません
だからちょっと多めに書きました