二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: デュラララ!! /*夢小説*/ 猫耳編長編開始 ( No.11 )
- 日時: 2010/05/02 15:02
- 名前: 瑠可 ◆DWdwV0UJcI (ID: dGaSXBRA)
(長編作ったのに短編書きたくなるとかなんなんだ自分
そして多分春凪目線だと思う)
<<夫婦じゃないです>>
「ねえ臨也くん」
「なに?」
「どうしていつも私のベッドに入ってくるの?」
「春凪に悪戯をするため」
この状況は、そう、"いつも"。
臨也くんの細い腕が私の腰に回っているという。
これを"いつも"と呼べる人間はおかしいと思う。
だから私が、いや、臨也くんはおかしいと思う。
とにかくあまり怒声をあげても意味はないとわかる。
それでもむかつくから臨也くんの腹部に肘でも打ち付けておく。
「…ッ相変わらずの挨拶だね?」
「まあ挨拶も済んだわけだし死んで来たらどうかな」
「そんなこと言ってたら口で塞ぐよ?」
「いい加減にしろ!!」
バチンッ
平手打ちで思いっきり臨也くんの頬を叩く。
__そのとき。
今日の朝で1番目が覚めるようなことが起こった。
「おねえ…ちゃん…!?」
「ゆ、夕凪!?」
玄関から、懐かしい顔を覗かせていた。
私の妹が来ていました。
「そ、その人は…どちらさん、で…!?」
「ぎゃあああっ!夕凪、これは、違くて、その、_」
「そうそう、ただの恋人だよ」
「…夕凪?まず落ち着いて。悲しいけど事実なの」
「悲しいけどってなにさ」
===
とにかくテンパった夕凪を宥めて居間に座らせてみた。
机の上には
お茶とお菓子。
「初めまして、楠沢夕凪です!」
「俺は折原臨也。よろしくね?」
臨也くんはいかにも綺麗に笑う。
出た。臨也くんの営業(?)スマイル。
ここだけ切り取りたいわ。
「お義兄ちゃん?」
「ッ!!!??」
思わずお茶を吹き出してしまった。
「違う!!違う違う違う!!!」
「え、だってなんかもう夫婦じゃん」
「違うっ!!」
「春凪、俺もう許可貰っちゃったんだけど?」
「お前も馬路になるな馬鹿!!!」
「春凪怖ーい」
「お姉ちゃん落ち着いてよ」
「ぅ…」
「妹に注意されちゃ駄目じゃん」
「今すぐ突き落としてやろうか」
「できないくせに」
「ところで夕凪、今日はどうしたの?」
「ふっふっふ!特に意味は無い!!!」
「アンタなあ…」
あれ、なんか臨也くんと似てる。
この2人似た者同士か?
「まあ、あまり邪魔しても駄目だし帰るねー!!」
「え、まだいればいいじゃん。」
「や、いいや。ばいばーいっ、お姉ちゃん、お義兄ちゃん!!」
バタンッ
「馬鹿!!!!」
「まあ、いいじゃん別に?」
「うるさい!!」
===
後日---
「おねえちゃーんっ!!!」
「ゆ、夕凪!?帰ったんじゃないの!?」
「ん、こっちに引っ越してきた。今度案内してね!!
来良の近くのところだから!!!」
「なんという…!」
「色々よろしくね?お姉ちゃん?」
ああ、余計面倒臭いなあ…