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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: デュラララ!! \/夢小説/\ ( No.3 )
- 日時: 2010/04/27 23:01
- 名前: 瑠可 ◆DWdwV0UJcI (ID: dGaSXBRA)
「春凪、朝、朝、」
「…ん、…無、理…眠い…」
いつものように朝に弱い私が
いつものように臨也くんに起こされています。
いつものように私が折れます。
「あ、春凪は犬なんだ」
「何?とうとう脳でも腐ったの?」
「いや、ほんとほんと」
そういいながら、臨也くんが鏡を突き出す。
「…え、」
そこには、犬の耳らしきものがくっついていました。
<<第1話 耳がついてます>>
「犬耳かあ、可愛いよ」
「なに、こんなのどこで買ってきたの…」
「いや、生えてるんだと思うよ」
「は…?そんなこと…」
そういいながら耳を引っ張って見る。
ぐいっ
ぐいっ
「痛っいたたた」
「ね?」
…うっそお…
よくみるとご丁寧にしっぽまで。
臨也くんには真っ黒い猫耳。
あ、猫かあ。結構合ってる。
「って待て待て待て。なんでこうなった!?」
「なんかね、池袋で全体的に広まってる
新型のインフルエンザだって。」
「…なにそれ…!」
そう言われるとなんだか体が重い気がする。
そのとき、
ぎゅ
「ひゃうっ」
臨也くんが尻尾を掴んでいる。
「やっぱ反応するんだね?」
「臨也くん痛いよ」
「あははごめんごめん」
「インフルなら治ったら耳も消えるよね?」
「多分そうだと思うよ、残念だけど」
残念って何だ残念って
「まあとりあえず朝ごはん食べる?」
とりあえず私は話を戻す。
「ああ、そうだね。」
「ねえ臨也くん。」
「何?」
「どうして台所に向かうのに抱きついてるの?」
「春凪に悪戯をするため」
「邪魔臭いのですが」
「気にしないで作っててよ」
「…」
猫になっても変わらないなあ。
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