二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュラララ!!  /*夢小説*/   猫耳編長編開始 ( No.6 )
日時: 2010/04/29 02:21
名前: 瑠可 ◆DWdwV0UJcI (ID: dGaSXBRA)

(シズちゃんを出したくなった^q^ty
急ですいません、長編の続きですお)

<<第4話 笑ってますか。>>

「あれ?」

冷蔵庫を開けてみて、ふと気付く。

「どうしたの春凪」

「牛乳とバターとキャベツと(ry)がない!!」

「牛乳なら昨日俺が飲んだ」

「最後お前かっ!!」

「まあまあ」

「とりあえず行ってくる!!」

急いで財布の入った鞄だけ持って部屋から出た。

===

…あう

勢いで他のものとか買いすぎちゃったな…
でっかい袋2つに小さい袋1つ、重い。

ていうか帽子持ってくればよかったよ

さすがに風邪とはいえ恥ずかしい、かな


そう考えながら歩いていると
不意に後ろから声が聞こえた。

「ねえねえ、そこの犬耳のお姉さん☆」

「俺たち少し暇なんだよ」

「ちょっと一緒に遊ばねえ?」


…出たよ、よくいるよねこういうの
全く、うざいうざいうざい
ていうかいい歳したおっさんが☆をつけるな☆を

しかも気にしてた耳のことを言われされにムカつく。


「すいません、私は暇じゃないんですよねえ」

苛ついてる+すごいベタで恐怖の欠片も感じない。
ああ、なんでこんな定番なんだ!!
どうせなら珍しいマイナーな奴の方が面白いよ!!

「ちょっとくらいいいじゃんよ、」

「付き合えって」

ああっもううるさいうるさいうるさい!!!
黙れ黙れ黙れ黙れ!!!

「ほら、行こう…」

「すいませんちょっと黙ってもらえませんっ?」

「グベァッ!?」


つい勢いよくそいつらの1人の腹に
袋を打ち付けてしまった。


袋のガサッという音が目立っていた。


「この女!!!ちょっと可愛いからって
調子のってんじゃねえぞおおおいいい!!!!」


「どうしてくれんだよあぁ!!?
慰謝料払ってもらわねえとなぁああ!」


超短気だなこいつら。
親の顔が見てみたいな。


呑気に考えていると、ちょっとヤバい感じになった。


男が拳に力を入れる。


あ、ちょっとこれやばい__


そんなことを考えていた瞬間。


飛んで来た。

自動販売機が。

だけど私の目にうつった瞬間は、そいつらが
自動販売機に潰されていたところだけだった。


「な…なんだてめえは!!」

「おい…こいつ…もしかして、平和島静雄!!?」


「てめえらよお…さっきからうるせえんだよ!!!!」

そこにいた人物は紛れもなく、

金髪にバーテン服の平和島静雄さんだった。


「うわああぁぁぁあぁぁ!」

|||||


静雄さんが帰ろうとしたところを引き止めた

「静雄さん!!!」

「あ?」

「助けてくれて有り難う御座いました!!」

「あ、ああ…ていうか、無理するんじゃねえよ」


静雄さんは実は優しいよね。うん。


「はい……、っぁ」


なんかもう色々ありすぎて疲れたのと
重い荷物のせいかふらついた。

「おい…大丈夫か?」

そういえば…私…風邪引いてるんだっけ…
すっかり…忘れてた…


「はい…大丈夫、です、よ…?」


なんだろう…目の前が…ぼやける…
静雄、さんが…2人に、見え…る…


|||||


「…ん、」

目が覚めたら、見覚えのある部屋の天井があって、

「あ、春凪」

臨也くんがいました。

「…臨也くん?私どうしてここにいるの?」


「買い物帰りに倒れて…シズちゃんが
君を運んで来たんだよ。」


臨也くんはちょっと気に食わない顔をしている。
面倒なのでその辺は深く追求しないでおく。


「あ…そっか。今、何時?」


「朝の7時だよ」

「…朝?今まで寝てたの!?」

「そうだよ。」

「で、臨也くんはどうしてここにいるの?」

「愛してるから?」

「死んでほしいな」

「もうそんな口叩けるなら元気そうだね。」

普通(?)の会話が妙に楽しく感じた。何故?

「お腹空いた」

「はいはい…」


臨也くん、


__笑った?