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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 暴・走! D灰学園 ( No.1 )
- 日時: 2010/07/29 16:38
- 名前: クロウ (ID: s92qBU7.)
プロローグみたいな
「ウワアァアァァァ! これ、絶対遅刻ですよ!?」
「元はといえば、ユウが寝坊したのが悪いんだし、責任は全部ユウに押しつければいいさ!」
「何言ってんだアホウサギ!」
……うん、朝から騒がしいですねぇ。
今、ものすごい勢いで学校に向かって突っ走っているのは、アレン、神田、ラビの三人組。
できれば、あーぁ、遅刻遅刻って笑ってやりたいんですけど……。
そろそろ門も閉めなきゃいけないんですし、門を閉めて、さようならってことにしましょう。
さらば、アホな新入生!!
「……本当に、門、閉めてもいいのか?」
「早くしなよ、龍麻。とりあえず、閉めてくれればそれでいいよ。要君は裏門閉めてるから」
僕の言葉を聞いて、龍麻が門を閉めようとする。
ってか、一瞬で閉めた。
……何があったの? そんなのできるの、どっかのムキムキマッチョだけじゃないですか!?
あんたはなんでマッチョじゃねぇのにそんな事が出来んの?
「ちょ、門閉めないでくださいよ! 開けてください!」
嫌だね。僕はそんなお願い聞かないし。
「ま、また明日会おうね。サヨナラァ〜」
「何がサヨナラだ、このガキッ!」
うっわ、なのこの子、馬鹿っぽい! ってか、馬鹿……だね。
普通、そんなこと言わんでしょ。門閉められて。
それに、僕、ガキって言われんの嫌いなんだよね……。
ムカつくし、明日学校に来れないようにしようかな?
「……九龍が手を貸すとかあり得ないし、諦めて、明日来るといい。じゃあな」
龍麻がそう言って、学校に戻る。
さって、僕もそろそろ戻りますか!
……え? あの人たちは助けませんから。
始業式に遅れると悪いし……、早く学校にもどろっと。
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