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第02話『おはようのキス』

早く行って、皆を驚かせてやろう!

いつも、あたしだけじゃつまんないもん。

あたしはグラン・バーン・ガゼルにたくさんからかわれて来た。

グランはあたしの下着を盗んだり。

ガゼルは・・・んー。あれ？ガゼルは無いのかな。

バーンはこりゃまた酷い。

寝顔を撮られて見せびらかされたり。

入浴シーンを除かれたり。

・・・と、酷いのよ。

セカンドランク「あっ!!サクラ様だわ!!」

セカンドランク「ほら!早くお辞儀して!!」

あたしがマスターランク以下の人達の前を通ると、皆一斉にお辞儀をしてくる。

まぁ、マスターランクだからしょうがないけど。

でも、あたしは嫌だ。こんなのに強いとか弱いとか関係ないと思う。

・・・・今、いいこと言った。うん。

とか思ってるうちに会議室へついた。

ガチャ・・・

よし。誰も居ない。

サク「あーあ。少し早く来すぎちゃったかな」

んー。

サク「よし。皆が来るまで寝とコ。」

あれ？あたしは皆を驚かすために早く来たんだよね。

・・・・・まぁいいか^^眠いし。

と、あたしはイスに座って寝てしまった。

んー。３０分くらい？

でも、床からイスまですごく高いんだよ。落ちたら死ぬ。くらい。

——３０分経過——

サク「・・・・・うっ・・・・」

バン「よぉ。おはよう。眠り姫ｗｗ」

サク「ふぁ〜・・・・・・・って、ひやぁ!?」

あたしの目の前にはあたしの足の上でニヤニヤ笑いながら、ほおづえをするバーン。

なんで居るのよ!・・・あ、あたし寝てたんだ」

バン「寝てるお前も可愛かったぞ」

グランは自分のイスでニコニコしながらこっち見てるし、ガゼルは少し顔を赤くしてそっぽを向いてる。

サク「グラン、キモい。こっち見ないで。それとガゼル。何で顔赤いの!?」

ガゼ「っ!!・・・・・・・・・・」

グラ「それはさっきバーンがサクラの顔にキスしたからだよ」

サク「あ、そうなんだ。バーン、あたしにキスし・・・って・・・はぁぁぁああああ!?!?!?!?」

は!?バーンがあたしにキキキキス!?

やだ!あたし、絶対今顔赤い!!