二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 (何でも) ( No.103 )
日時: 2010/08/08 10:48
名前: スケさん (ID: PfIgrp5a)

第十三訓 侍は酒に飲まれても自分に呑まれるな


「って言うのも面倒なんでェーとっと中身を見ちゃってくれや。」

「えェェェェェェ!!何だその投げやりーーーー!?あんた、意味深な感じで終わらせたくせに序盤から適当って、ひどくないかっ!?」

「それじゃァ…VTRどうぞ〜〜。」

「人の話を聞けェェェェェ!!!!」

 ☆


「えっ…何コレ?」

俺は目を疑った。

銀さんが俺の為に…と、渡したDVD———。
どんな中身で埋まっているのか、半分…いや…半分以上は期待していた。

それで居酒屋の親父に、冗談交じりに「親父、DVDを再生する物ある?」って聞いたら———


「ありますよ」


っと言って出したのが、PS3。


うん。まぁ再生できるけど、えらく早いねデジタルが進むのは………。

すると、隣に座ってた銀さんが「おっ!親父も、もう入荷したのか〜〜。俺ん家もつい先月———」

あっ…銀さんもアナログからデジタルに変えたんだ………。

俺は二人が話してるのをほっといて、PS3にDVDを入れた。


———ウィーーーーン


そして…先程俺が言った「えっ…何コレ?」に戻るわけである。


中身は……まぁ何と言えばいいのだろうか。

『大人の事情』ということに、しなければいけないぐらい…アダルティです。

っえ!嘘…すげーな…マジで、そんな体位まで———。


「おーい長谷川さん〜〜。頭の思考が出てますよォ〜〜〜。」


ちょっとマジかよ!あんなプレイ、ハツともやったことないぞ!?

「え〜〜すんません。今…マダオこと長谷川さんは、俺の貸したDVDにゾッコンなので、ちょっと現世に呼び戻してくるから

次のパートに移動するぜ………せーのっ!!!」

 ☆


「ちょっと銀さん」


「ん?どうした長谷川さん?」

長谷川は銀時に対して、敵意むき出しである。


「前々から思ってたんだけど…あんたひどくね?」

酒を片手に、神妙な顔つきで銀時を見る。

「だ〜か〜ら〜何がひでぇんだよ?」

ハンペンを食いながら聞く銀時。

「いや判るだろ。屋台の外にあるグラサンの惨状を見たら………。」

〜回想〜


「こらぁぁぁ!!!PTAに訴えるぞコノヤロォォォォ!!!!」

いきなり大声を上げる銀時は、真っ先に長谷川のグラサンを奪い———屋台の外に投げ捨て

足で粉々にしていく白髪大王。


ッドカ!ッバキ!ッメキ!ッゴキ!


「ハーーーハハハ!!!どうだ長谷川さん…これに懲りたら、もうTPOをわきまえるようにしろよ………。」

見るに耐えない姿になった…長谷川(グラサン)。

「はっ………長谷川さんーーーーーーーー!!!!!」


〜回想終了〜


「何がひどいかって?俺の…『長谷川』という人間の扱いと存在だよ。」


「えっ!じゃあ…グラサンはいいのか?」

「何が?」

「アンタの分身みたいなもんだろ?『長谷川』という人間は…水30%、グラサン65%だろ?」


「ちょっと待て!?」っと声を張り上げる。


「何だァ長谷川さん?」

ちょっと酔い気味の銀時。

「銀さん!俺自身が入っていないんだけどォ!?」

「はいはい〜…長谷川5%」


ッブチ!!!


「っざけんなーーーーーー!!!!」


「ちょっ!落ち着けっ!長谷川さん…あっ!次回『銀さんと愉快な仲間達』始まるぜ、見に来てくれよな!」


捏造してんじゃねぇーーーーー!!!


あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!