二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂 (何でも) ( No.5 )
- 日時: 2010/06/06 18:12
- 名前: スケさん (ID: I0Z91nOZ)
第三訓 正直言ってツッコミの辛さを誰もわかっていない
どうも初めまして、僕の名前は志村新八と言います。
いきなりですいませんけど、僕は今すごく悩んでいるんです。
どんな悩みかというと………。
「アレだろ、どうせ朝起きたときの生理現象。」
「てっうわーーー!ぎっ銀さん!何ですかいきなり、僕の心の中を覗かないで下さい!つーかどうやって読めたんですか!!」
「お前の心の中何てどうせ下らない事しか考えていないアル」
「かっ神楽ちゃんまで………」
そう僕の周りには
ツッコミの辛さを誰一人
理解してくれないのが
僕の悩みである。
★★★
所変わって、ここは僕の部屋である。
何で場所を変えたかというと、数分前にさかのぼる………。
僕が万事屋で、銀さん達と口論をしているといきなり電話が鳴った。
「あっはいはい今出まーす!」
すると、銀さん達がヤジを飛ばしてきた。
「おいおいおい、話の途中に逃げ出すなんてェ負け犬ですかコノヤロー」
「負け犬ですかコノヤロー」
二人が一緒に僕に対して、ヤジを飛ばしてくるからツッコミを飛ばした。
「うるせーー!静かにしろ、電話に出るんだから」
そういった僕は、急いで電話に出た。
「もしもし、万事屋ですけど?どなたですか?」
僕が電話の人に優しく話すと、相手の声が聞こえてきた。
「もしもし新ちゃん?今何してる?何もしていないなら今すぐ帰ってこい、わかったな(怒)?」
———ガッシャーーーン!!!
僕が姉上の自己紹介をする前に、向こうの電話機が破壊の旋律を奏でていた。
姉上の言動を察するに、僕は多分とんでもない事をしてしまったんだと思う。
僕は急いで電話を切り、アイシールド31も顔負けの速さで家に向かった。
数秒後
僕は今、家の前にいる。
何も考えずに来たから、僕はとても困っている。
家に入るタイミングがわからない、どうしよう?
僕が色んな事を考えていると、家の中からとんでもない音が聞こえてきた。
———バキューーーン、ドカーーーン、ボカーーーン。
何ですかこの音は!!家の中で戦争でもしているんですか!!!
姉上ーーーー!!!!
僕は急いで家の中に飛び込んでいった。
この音の発生源は………台所か!?
どこぞのニュータイプの勘で素早く進んだ。
すると、目の前にとてつもない光景が広がっていった。
僕の姉上もといお妙は、戦っていた。
包丁を片手に『そいつ』と、戦っていた。
そしてお妙は、今日一番と思われる声を出した。
「死にさらせボケェェェェェェェェ!!!!」
と、包丁を振り下ろした。
———ッザシュ!!
『そいつ』は、真っ二つに斬られた。
姉上が激闘を終えた後、僕はすぐさまツッコミをいれた。
「姉上ーー!一体何をしていたんですか!!」
そう言うと、姉上は息を整えてから答えた。
「あん?アレよアレ、玉子焼きと戦っていたのよ」
「えっ!玉子焼きーーー!?玉子焼きって、あの玉子焼きですか!!?」
「そうよ、あの玉子焼きよ」
多分、天人産だったんでしょうね〜。
と、姉上が言ったので僕はそれ以上は聞かなかった。
★★★
そして、今の場所にいたるというわけです。
どうですか皆さん少しアレな話でしたけど、僕の役柄が辛いのがわかりましたか?
ツッコミというのは、大事な役柄だということにも………
完