二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 涼宮ハルヒと稲妻戦士【涼宮ハルヒ×イナズマイレブン】 ( No.31 )
日時: 2010/05/18 19:40
名前: 空紅 ◆.cU92yuIQo (ID: M22.tfSC)

第4話「ヘヴンズ・ヘル、襲来!」
*。*。*。*。*。*。*。*。*。*。*。*。*。*。*。*。*。*。*。*。*

「私の名は彩華。仲間に会いに来たのですか?」

小さいけどよく通る声。
目の前に立ってるそいつは、ほっそりとしていた。

「そうだ!風丸をかえせ!!」
「塔子ちゃんはどこ!?」

サッカー部が口々に叫ぶ。
そのとき・・・。

そいつのまわりの空気が、ゆらりと動いた。

「あたしは、ここにいる。」
「俺も・・・だな。」

なびくスカイブルー。
広がる、黒いマント・・・。

そして、冷酷な目でこっちを見つめる二人。

「うそ・・・だ。」

誰かがつぶやいた。
でも。

さらに誰かが動き、マントが広がって行く。

「全員、私のチームメイトです。」

色々な奴が、こっちを見つめている。
さすがの長門も少し驚いている。

「予測不可能。バグ。」

長門の唇から、今の状況を正確に表した言葉がこぼれる。

「私達は『ヘヴンズ・ヘル』。あなたがたに試合を申し込みます。」
「待て!」

鋭い声がかかった。

「目的は、何なんだ!?」

ゴーグルが彩華とやらを睨む。
彩華は、少しだけ首を動かして答えた。

「私の中に。」

そう言うと、彩華は紙をこっちに投げ・・・。


消え去った。