二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re:  未来への贈り物【リボーン】 ( No.19 )
日時: 2010/05/04 21:54
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: qwjQ/00r)

第十二話 マーモンとの別れ

ココは何処だろう?

夢の中?

それとも現実?

分からない・・・

うん?

何あれ・・・?

あれは!

マーモン!!

姫「マーモン!!」

マーモン「姫?」

姫「うん!」

マーモン「・・・」

姫「マーモンどうしたの?」

マーモンはなぜか黙った

そのあと

マーモン「姫はココに居ちゃダメだよ」

思いがけない言葉だった。

姫「どうしてせっかく逢えたのに・・」

マーモン「とにかくココに居てはだめ」

姫「マーモン!何処に行くの?」

マーモン「ボクに付いて来てはダメだよ?」

姫「マーモン行かないで!」

姫はマーモンの事を追いかけようとした

でも体が進まない

マーモン「行きたくないけど行くしかないんだ・・」

姫「どうして!?」

マーモン「時間だよ・・・

じゃあね姫・・・」

姫「行かないでーーー!!

マーモン!!!」

姫「いやぁぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!」


バッ

ベル「姫!!」

姫「ハァハァハァ!!!」

フラン「大丈夫ですかー?」

スク「姫大丈夫か!?」

ルッス「平気?姫ちゃん?」

レヴィ「姫平気か!?」

ザンザス「・・・・」

姫「平気・・・」

ベル「ホッ」

フラン「じゃあミーは任務に行ってきますー
ベル先輩早くしてくださいー」

ベル「分かったよ!姫大丈夫?」

姫「うん!平気だよ!任務に行ってきて!

あと気をつけてね!」

ベル「分かった!」

フラン「行きますよー」

ベルとフランは部屋から出て行った

ルッス「私も任務に行ってくるはレヴィ・スク行きましょう♪」

スク「行くか」

レヴィ「行くぞ」

ルッス「行ってくるわよ♪姫ちゃん♪」

姫「うん!」行ってらっしゃい」

ルッスとスクアーロそしてレヴィも任務に出かけていった・・・

ボス「・・・」

姫「ボス?」

ボス「あぁ?」

姫はザンザスに話しかけた。

姫「夢の中でマーモンが出てきたの・・・
逢えてすごく嬉しかったから話しかけたんだ・・・
でもね

「姫はココに居ちゃダメ」っていわれたんだ・・・

あと「ボクに付いて来てはダメだよ」っていわれた
でも付いて行こうとしたんだ。」

ザンザス「・・・」

姫「でも体が動かなかった・・

行っちゃダメって体が答えているみたいに・・・
でもすごく嬉しかった
逢えたから
話せたから
ほんの少しだけどそばに入れたから

でもなんで私泣いているんだろう・・・」

ザンザス「・・・」

姫「涙が止まらないんだ・・・
悲しいのか
苦しいのか
それともマーモンに逢えたから嬉しいのか
分からない
分からないよ!!・・・
ボス!!・・・・」

姫は泣いていた

その顔はすごく綺麗だった。

何かに捕らわれているにしか見えなかった。

ザンザス「ドカスが・・・」

ぎゅっ

姫「ボス・・・」

ザンザス「・・・・」

ザンザスは姫を抱きしめた

あまりにもその切ない瞳をみているのが苦しかったから

姫「ありがとう。
ボス・・・・」


少したつと姫は眠りに付いた