二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 未来への贈り物 【リボーン】 ( No.23 )
日時: 2010/05/04 23:03
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: qwjQ/00r)

第十六話 カエル大作戦2

フラン「入ってくださいー」

姫「・・・」

姫はフランの部屋に入らないでドアの前に立っていた

さっきからずっとそうだ

姫「私やっぱしソファーで寝るよ///」

フラン「いいですよー
ミーの部屋で寝てないと怒られちゃいますよー?」

姫「うーーん」

フラン「しょうがないなー」

そういうとフランは姫をお姫様抱っこして自分の部屋に入れた

入れた後ベットに向かって投げた

フラン「それー(棒読み」

姫「きゃ!」

ポスッ

姫「いててて・・・」

フラン「寝ますよー?」

姫「う・・・ん」

フラン「電気消しますよー?」

姫「コクン」

姫はうなずいた

姫がどうしてフランと寝るのを拒んだかというと今日の事があったからである

あんな顔させた自分がどうしても嫌だったから・・

姫はシーツを握った

私はなんで人を苦しませるのだろう・・・

人間として最低だ。

そう思うと苦しい

知らずの間にか、姫の目には涙が溢れていた

フラン「姫ー」

姫「な、に?」

フラン「姫今泣いていますねー?」

姫「泣いていないよ?」

フラン「嘘言わなくていいのでこっち向いてくださいー」

姫「ヤダ・・・」

姫が断るとフランは姫の方をつかんで押した

今日逃げるために使ってしまい力をなくした姫の方は簡単にフランの方を向いた

フラン「ほらー
泣いていますー

なんで嘘つくんですかー?」

姫「だって・・・

きょ、うフランの、こ、と
くる、しませ、ちゃったから、
フラ、ンの、事かなしませるのが、
ヤダ、から顔みえないようにしてよう、と思って・・

うぅぅ・・」


フラン「姫・・・」


フラン「姫ー」

姫「?」

フラン「ミーは大丈夫ですし
逆に姫がそんな顔すると逆に悲しいですー
だから泣かないでくださいー」

姫「フ、ランご、めんね。」

フラン「大丈夫ですー」

ギュッ

姫「フラ、ン?」

フラン「姫の
泣き顔見たくないので見えないようにしていますー」

姫「ごめんね・・」

フラン「平気ですー
姫の顔みたいから早く泣き止んでくださいー」

姫「うん」

すっーーー

フラン「姫?」

姫「すーー」

フラン「姫寝ちゃいましたか・・

しょうがないですねー
ミーも寝ましょうー」

スー

こうして窓から差し込む月の明りに照らされて眠りに付いた



朝フランがベルにナイフを投げられるのを予想もしないで・・・