二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 未来への贈り物 【リボーン】 ( No.29 )
日時: 2010/05/04 21:56
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: qwjQ/00r)

第二十二話 お姫様は迷子!?

ヴァリアー城〜


ルッス「姫ちゃん?帰ってきてはいないけど・・・」

ベル「マジかよ・・・・」

フラン「姫何処にいるんですかねー」

スク「帰ってこねえって事は迷子か!?」

スクアーロが叫ぶ

フラン「もうちょっと声のボリューム下げてくださいー」

ルッス「姫ちゃんが迷子!?」

ベル「何で蛙は落ち着いていられんだよ!!」

フラン「だって帰ってこないって事は【誘拐】かも知れませんよーって」

ベル「!!」

ルッス「そうかもね・・・

姫ちゃんのことだから簡単に気絶させられちゃう
・・・」

スク「おい!じゃあどうやって姫を探す?」

フラン「簡単に考えればベルセンパイに似ている人に付いていったんじゃないんですかー?」

フランがベルに言う

レヴィ「そうかもな・・・」

ベル「てかレヴィいたの?ししっ」

ルッス「いないと思っていたわ。」

続けてルッス

フラン「ホントですよー」

最後にフランの毒舌でレヴィは落ち込んでしまった

そんな話をしていると

ボンゴレ本部から連絡が入った

連絡によるとイタリア主力戦の前ににミルフィオーレはヴァリアーに攻撃を仕掛けてくるらしい

それが明日との連絡が入った

スク「タイミング悪りいな・・・」

スクがつぶやく

ルッス「姫ちゃんどこにいるんだろう・・・」

ルッスは心配そうな顔で言う

スク「とにかく今日は休むぞぉぉ

明日のために備えとけ」

ベル「分かった」

そう言うとベルは部屋からでた

フラン「ミーも寝るのでー」

バタン

ベルの部屋のドアが閉まる

ベルは心の中で焦っていた
姫が何処にいるかし心配で・・・

そのままベルは眠りに付いた


その頃姫は・・・


姫「うぅぅ・・・」

ココは何処?

なんでこんな所にいるの?

見渡すと白いドアだけが部屋にある

ベルたちと一緒に買い物してたはず・・・

分からない。思い出せない

姫が頭を抱えながら考えていると部屋のドアが開いた

キィィィ・・・・

?「起きたか?ししっ」

姫「ベル・・・?」

?「俺はベルじゃないぜ。しししっ」

姫「じゃあ誰?」

?「俺はジル。ベルの兄だ」

姫「!?」

ジル「信じられないならこのアザを見ろ。
見覚えあるだろう?」

姫「そのアザ・・・」

ジル「ししっ。俺はベルの兄だぜ?」

姫「でもなんで私をココに連れてきたの!?」

姫はジルに問いかけた

ジル「これも見たことあるだろう??」

姫「それは嵐のマーレリング・・・
もしかして・・・」



ジル「そう。俺はミルフィオーレ嵐の守護者ジル様だ!!」

姫は不安になった
このまま帰れないのかもしれない
みんなの元に帰りたい・・・

ジル「まぁお前をココに連れてきたのも上の命令だからだ」

姫は逃げる事を考えていた

今はドアが開いている。逃げられる!!

姫は一目散にドアから外に出た

ジル「鬼ごっこかよ。まぁこんなの簡単につかまって殺されるのが落ちだけどな。しししっ」

こうして姫とミルフィオーレ嵐の守護者ベルの兄ジルとの鬼ごっこが始まった