二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 未来への贈り物 【リボーン】 ( No.34 )
- 日時: 2010/05/04 23:17
- 名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: qwjQ/00r)
第二十七話 ザンザスVSジル
南地点〜
地面にはベルとフランが転がっている
次の瞬間ベル達の死体は砂と貸かした
サァァー
ベル「げほっ」 フラン「ふー」
ズボッ ドボッ
ベル「霧の幻覚か?」
フラン「当たりデでーす」
フラン「ミー達目ん玉ボンッ!!っとか飛び出して
相当なスプラッタな死に様だったと思いますよ」
ベル「てんめー
戦えよっ!!」
ベルはフランを蹴り飛ばした
ガキッ
フラン「ゲロッ」
フラン「仕方ないじゃないですかー
実際センパイコウモリの炎喰らってグロッキーだったんですしー」
ベル「てめーが匣兵器出さねーからだろう
フラン「ミーのせいですかー」
ベル「ったりめーだろ!!」
フラン「まー良かったじゃないですかー」
ベル「なんでだよ!!」
フラン「姫の事助けに行けるじゃないですかー」
ベル「・・・う〜ん
ししっ
ラッキー♪」
フランとベルはミルフィオーレの城に向かっていった
その頃姫はミルフィオーレの基地に閉じ込められていた
手は鎖で縛られ身動きができないようにされている。
鎖で縛られていなくてもジルに切り付けられた傷のせいで動くこともままならかった
足も切りつけられていたが鎖は付いていてなかった
姫【あの時私を助けてくれたのは誰・・・?
今頃みんなはイタリア主力戦で戦っているのかな・・
私もみんなのそばでサポートしてたかったのに・・・
傷が痛い。足はなんとか動くけど切り付けられた場所から出血していて貧血気味なりかけていた
姫「ベル・・・・・
兄様・・・」
ベルに逢いたい・・・
兄様にも逢いたい
兄様には一度も会ったことがない・・・
覚えているのは一緒に居たとき兄様のあの優しい手の温もりだけ・・・
一度でいいから逢いたかった
逢いたいよ。兄様・・・・
そんなことを考えていると部屋のドアが開いた
入ってきたのはさっきジルから姫を助けてくれた男だった
?「傷大丈夫?」
姫「誰・・?」
姫は出血があまりにもひどいため目の前がぼやけている。
?「ボク?ここでいっちゃつまらないからまた今度言うよ♪
ボクにとって君は大切な人だから傷つけたくないんだ・・・」
姫は分かっていた
前がぼやけて見えなくてもその人が悲しい表情でいっていることを。
姫「・・・・」
?「そろそろお迎えも来る頃かな?
あと少しだけ待っていてね♪
ボクまた君の事を迎えに行くから♪
じゃあね♪」
男は姫の頭をなでる
姫は驚いた、この温もり私は知っている、
この温もりは・・・・・
兄様!
姫「兄様・・・?」
男は部屋を出る寸前だった
暗い中だったから分からなかった
でも男は姫ににっこりと微笑むと部屋を出て行った
姫は涙を流していた
もしかしてあの人が私の兄様・・・?
あの温もりは本物・・?
ホントに兄様・・・?
あの忘れられない温もりが・・・
今になってよみがえって来る・・・
姫「逢いたい、逢いたいよ兄様・・・!!」
姫は泣き続けていた。
泣き止もうとすると何故か止まらなく流れ出る・・・
そんな事を繰り返してると爆発音が聞こえた
たぶん姫が居る城からだと思う
姫「!!!!」
ここにいては危険かもしれない
でも鎖に手は繋がれたまま・・・
体も痛いし泣き叫びたい。
こんな所には居たくない。
誰か・・・・
姫は心の中で叫び続けていた
疲れて意識が遠くなっていくのが分かった
そんな時
バァンッッ
次の瞬間姫の居る部屋のドアが壊れた。
姫「・・・?」
フラン「センパイーもし部屋に姫が居たら怪我してますよー
こんなあけ方」
ベル「とにかく急いでんの!姫が怪我してるかもしんねーだろ」
姫「べる・・・・」
姫はそうつぶやくと目を閉じた
フラン「ベルセンパーイ
姫居ました」
ベル「マジ!?」
フラン「ここに居ますよー
しかも傷ひどいですー
出血ひどいですー シーツが真っ赤ですよー」
ベル「ヤバッ!!
とにかく今できることやっとこうぜ」
フラン「そうですねー
もう意識なんて飛んでいいくらいなのにさっきまで
たもっていたんですよー」
ベル「姫・・・」
フラン「ベルセンパイー
とにかく城から出ましょうー」
ベル「ああ」
そういとベルは姫を抱っこして部屋からでた。
その頃ボスは・・・
ジル「お!あれって・・・」
オル「間違いありません
ヴァリアーのボスとしてかつてボンゴレの10代目に最も近いと言われた男XANXUS!!!」
ジル「とてつもなく目つき悪ぃー
まさに不良軍団の大将だな」
ザンザスはジルの事見る
ジル「だけどたいしたとはねーんだってな
中学生に負けたんだろう?」
ザンザスは目をつぶる
ジル「しーしっし!!
14歳の沢田に凍らされたんだぜ!
激弱ってことじゃん!!
あれれ?どーした
図星で言葉も出なくなったか しししっ」
ザンザスは椅子に座ったままあくびをする
ザン「はぁ・・・」
ジル「!
おいいつまで寝そべっているつもりだ?
椅子に座ったまま戦っていいのは王子のジル様だけだぜ?」
ザンザスはジルの事無視したまま
ジル「てんめっ
立場分かってんだろうーな」
ザンザスはジルに向かって挑発した
ジル「カッチーン」
オル「ジル様あなたの手を汚すまでもありません
ここは私にお任せを 巨雨象!!」
ドオオオ
オル「喰らうがよい」
ザァ
ザンザスに向かってオルゲルトの匣兵器が突撃してきた
ジル「ぶっつぶれ〜〜!!」
オル【ぬ・・・?
なんか妙だ・・・・】
ジル「?」
ドオオオオ
ザンザスの前で匣兵器は止まっていた
オル「バッバカな!!
触れることもなく止めただと!?」
ピキピキ
オル「!!
石化
いやこれは・・・!」
タァタッ
オル【またあの影・・・!!】
ザン「まぁゆっくりしてけや」
ザンザスの手が光りはじめた
ザン「沢田綱吉の名をほざいた以上てめーらはここでかっ消す!!」
オルゲルトの匣兵器はザンザスの憤怒の炎により
破壊された。