二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 未来への贈り物 【リボーン】 ( No.36 )
日時: 2010/05/04 23:00
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: qwjQ/00r)

第二十九話 ザンザスとベスター

オル「バカなっ!!」

ジル「くだらねぇ三文トリックだ
タネはぜってーある」

ザン「ベスター」

ザンザスは椅子に座ったままベスターの名前を呼ぶ
するとベスターは座りボックスにもどった

ボシュッ
カシャン

ザン「次にこれが開匣されたときがてめーらの最後だ

だが死に様くらい選ばせてやる
楽に死にたきゃ白蘭のカスをココへ呼べ」

ジル「!」

オル「!!」

ザンザスは椅子に寄りかかった

ジル「おいおいおいおい随分調子にのってんじゃん」
ジル【バーカが 余裕ぶっこいて匣兵器を閉じたのが運のつきだ】

ジルはザンザスに向かっていった

ジル「よーく考えてみろ
わざわざお前ごときに白蘭様がお動きになると思うか?・・・・
と言いたい所だがお前は運のいい男だ
ちょうど白蘭様への定時報告の時間だ」

クククッ
ジルは嵐コウモリの位置をザンザスの周りに替えた

ジル「特別に白蘭様と話をつけてやってもいいぜ・・・」

ジル【しししっ嵐コウモリで360℃包囲完了♪】

ジル「もちろんする話の内容は」

ジルは指を握った
ギュっ

ジル「お前の死についてだ!!」

ボゴッ

嵐コウモリの炎が一気にザンザスに向かってきた

ジル「あは〜最速最大炎圧だ!!

気づいたときはもう遅・・」

ドウッ





ジルの嵐コウモリがどんどんやられていく

ザンザス「何が遅ーんだ?」

ジル「なぁ!?オレの嵐コウモリが!!」

オル「匣兵器を使わずこれほどの戦闘能力を!!」

オル【噂道理だ・・・
この迫力・・
この面構え・・・
似ている・・・
たぐいまれなる戦闘能力と憤怒の炎により裏社会を恐怖に束ねた伝説の男・・・

ボンゴレⅡ世に!!】

ザン「・・・・・
交渉決裂だな・・・・
それ相応の死をくれてやる」

ボオオオオオオッ
ザンザスのリングに炎が灯る

ジル「オルゲルトなーに突っ立ってんだよ!!
体張って盾になれよ!!」

オル「無論です!」

オル「フンッ!!」

オルゲルトが雨ペリカンを開匣する

ザバッ

雨ペリカン最大防御!!

ザン「笑止」
ザンザスはリングで匣を開匣した

ギャキッ

オル「!!」

オル【炎が混ざってる!!大空のリングだけではなくザンザスの生まれつき手に宿していたという
憤怒の炎までもが匣内に混入している!!
だから純粋な一属性の天空ライオンでなく二つの属性の性質を持つ天空嵐ライガーに!!
謎の多い大空属性だがこれなら説明も付く」

ベスター「GAOOO!!」
ピシッ

雨ペリカンが石化し始める

オル【石化は・・・
大空属性による城との調和・・・】

ボロボロ

オル【そしてその直後に襲うのは嵐属性の・・・
ピシピシ
分解】

オルゲルトが倒される

ジル「ゲッ!

あ・・・足が・・・!!

ゲエッ!!

固まってきた!!」

ザン「おいドカス
王子は座して戦うんじゃなかったのか?」

ザンザスはジルに銃を向ける

ジル「クッ!」

ジル【ムリだ!、勝ち目がねぇ!】

ジル「お、落ち着け!!白蘭様と話をつけさせてやる!!
お前のは望みは分かってるんだ!!

お前が欲しいのはボンゴレボスの座なんだろう!?」

ピク・・・

ジル「お前は沢田綱吉にのこと憎くてしょーがないだろう?
だから今は亡き9代目直属なんて謳ってる!!
そりゃそーだ
ボンゴレ10代目に座を奪われたんだからな!!」

ジル「オレの力を持ってすれば憎き沢田を倒しお前はボンゴレのボスになれるぜ!!
正確にはミルフィオーレボンゴレ支部だ!!
オレが白蘭様にお前がミルフィオーレ幹部として迎えるようにとりはからってやる!!

白蘭様は寛大な方だ!!


沢田綱吉を倒した後は今のボンゴレと同等!

いやそれ以上の戦力を手に入れることも夢じゃねーぜ

ししっ

最高だろう!!」

ザン「ドカスが」

ザンザスがジルに銃を向けて言う

ザン「オレが欲しいのは最強のボンゴレだけだ
カス下につくなどよりヘドがでる」

ジル「な・・・・

あ・・・・?」

ジルがだんだん石化かしていく


ザン「10年前の沢田綱吉をいかしているのも殺せないからじゃねぇ
ボンゴレファミリーは常に最強でなくてはならない

ジル【・・・・?】

ザン「内部にどのような抗争があろうとも外部のドカスによる攻撃を受けた非常時においては、
ボンゴレは常に・・・


一つ!!!!」

ザンザスはジルに向かって銃を撃った

攻撃を受けたジルは倒れた