二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 未来への贈り物 【リボーン】 ( No.40 )
日時: 2010/05/06 20:03
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: B1rykyOu)

第三十三話 目覚めたとき

姫「う、〜」

パチッ

姫【ここは・・・?

意識を失った場所と違う部屋・・・?】

姫は体を起こすと見慣れない部屋にいた

姫「・・・?」

姫【誰も居ない・・?】

姫【もしかしてまだ敵の基地に居るの?】

姫はベットから降りようとした

姫「!?」

グラッ

姫はジルに切り付けられた傷が痛みバランスを崩してしまった

姫【やばい・・・ 倒れる・・】

そう思って姫は目を瞑った

が地面に落ちたなら痛いはずなのに痛みがこない

姫は恐る恐る目を開いた

姫はベルに支えられていた

ベル「姫平気?ししっ」

姫「・・・」

ベル「姫・・・?」

姫「べる?」

ベル「王子だけど?」

姫はベルを思いっきり抱きしめた

ベル「姫///」

姫「逢いたかった・・・・」

ベル「!」

姫「ベルかと思って話しかけたの・・・
でも私の感勘違いだったらしい。
そのあとの事はよく覚えてない・・・」

姫はベルにバレないように笑顔で話していた

ベルは驚いて声も出なかった

姫はニコニコしているのに震えている
あまりにも酷いことをされたのだ。きっと

ベル「姫・・・・」

ベルは姫の事を強く抱きしめた
もう手放したくない・・・・
ずっとそう考えるしかなかった

ベル【でも姫はこれから日本に・・・】

そう考えるとベルは胸が苦しかった

姫「?」

ベル「姫・・・」

姫「何ベル?」

ベル「ボス達が姫に話したいことがあるってだから
みんながいつも集まる部屋に集合だって♪ししっ」

姫「うん!分かった!じゃあ行こう!ベル!」

ベル「でも姫歩けないじゃん?」

姫「うん・・・」

ベル「だ・か・ら!王子がお姫様抱っこしてやるよ♪
ししっ」

姫「ひゃ!」

ベルは姫を抱っこするとみんなが集まっている部屋に向かった