二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re:  未来への贈り物【リボーン】 ( No.5 )
日時: 2010/05/05 14:28
名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: 8bddVsaT)

第二話 黒いスーツの男達

姫「ここは・・・?」 


姫が今居るところは路地の裏。

日が暮れかけていて真っ暗な世界。


まさにマフィアが集まりそうな所だ。  


コツコツ・・・


姫【誰かこっちに向かって歩いてきている・・・

暗くて何も見えない・・・】


「おい。お前は・・・らしいな。」


姫【何?うまく聞こえない・・・
なんて言ってるの?】

姫は首をかしげた

「ごまかしても無駄だ。
そのおしゃぶりは俺達がもらっていく。」

姫「ヤダ!このおしゃぶりは誰にも渡さない!」

でも両手を鎖で縛られれいるのにこんな事言っても無駄だ。

「ふぅ!そんなカッコなのに渡さないだと?
どうやってあがくつもりだ。」

男は姫の首にかけてあるリボンに手をかけた。

姫「ヤダ!離して!」

【このおしゃぶりだけ誰にも渡したくない】

姫「やめて!離して!このおしゃぶりに触れないで」

「ふん。どんなにあげいても無駄だ。さてこのおしゃぶりはもらっていくか。」

姫「返して!」

泣きたくないけどそれはすごく大事な物。

色々な思い出があるの。

顔も分からない兄様との思い出のものでもあるのに・・・


姫「うぅっ・・・

返して・・・
お願いだから・・・」


とうとう姫は泣いてしまった

こんな姿ベルには見られたくない

でもいつも自分がピンチの時には助けに来てくれる

こんな事しか考えられない私は、すごく弱いと思った

そして一滴の涙が地面に落ちた時

「グワッ!」

「ウッ!」

「なんだ!」

「なにがどうなっているんだ!?」

私の前にいた男達がだんだん倒れていく・・


今なにが起こっているか私にも分からなかった