二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 未来への贈り物 【リボーン】 ( No.6 )
- 日時: 2010/05/04 21:38
- 名前: 切り裂き王子 ◆65Zbaor.k6 (ID: qwjQ/00r)
第三話 黒服の奴ら
分からない・・・
なんで?
どうして?
何でこんなことになっているの?
分からない。怖い。誰かタスケテ・・・
姫はずっと心の中で叫んでいた。
今姫の目の前は真っ赤な海が広がっていた
日が落ちた裏路地ではその光景はあまりにも残酷なものであった
姫「な、なんで・・・」
鉄のような匂いが裏路地に漂う
姫【気持ち悪い・・・」
そんな事を思っていると
姫「!?」
鎖が一瞬で壊れる
姫「?」
少し考えた
今何が起きているの?
頭の中で考えた
姫「あっ!」
【首のおしゃぶりがない!」
姫はあたりを見渡した
キョロキョロ
姫「あった!」
おしゃぶりを手に取り首にかける
姫「良かった・・」
ペタン
安心してその場に座ってしまった
?「こいつが姫なの? ししっ」
?「そうらしいですよー
だって写真の人とそっくりー
色白ですし
首からおしゃぶりかけているしー
+堕王子が一緒に写っているしー」
?「誰が堕王子だよ!」
ドスッ
?「痛いですー
(仮)王子のバーカ」
?「誰が馬鹿だよ!アホガエル!」
ドスッドスッ
?「うっ!
痛いですよー
てかこの子どうするんですかー?」
姫「ビクッ」
姫はあまりにも言い合いがひどいの見つめてしまった
【誰この人たち・・・
あの人の笑い方ベルに似ている・・・
でもそんなこと考えている暇なんてない
もしかしてさっきの人たちみたいに私におしゃぶりを狙ってる?・・・・
分からないけどこの場から逃げよう】
姫は大事なおしゃぶりを握り締めその場から逃げ出した
バッ
姫は暗い裏路地を走った
いつ襲ってくるか分からない
でも危ないと心のどこかで思っていたのかもしれない
?「あー逃げましたよ?」
?「追うしかないだろう」
?「じゃあミーはこっちからいきますね」
?「じゃあ王子こっちから行くから」
?「どっちが早く捕まえられるか勝負ですねー」
?「は?王子勝つに決まっているじゃん ししっ」
?「とにかく追いかけますねー」
?「王子が絶対勝つ!」
しかもなんか勝負し始めた・・・
捕まると絶対殺される・・・
怖いけど怯えていても何とかなる訳じゃない・・・
とにかく隠れよう