二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 俺はマフィアの11代目っ?(ファミリー募集中!) ( No.14 )
日時: 2010/05/02 20:28
名前: 瑠璃 (ID: 6aNk3HTl)

 

 ボンゴレ十代目の式典から、10年・・・

 新たな物語が動き出した・・。


  *+第一章*+ 

「ファァ・・。・・もう朝か・・。」

  ムクリッ・・

ベッドから体を起こした細身の少年は、ボーっとしたような目つきで、制服に着替えた。

そして、焼いたパンを口にくわえる。
いつものように、クッキーを持って。

「じゃ・・いってきまーす。」
誰もいない部屋にそう、呟いた。


「あ!夜琉やないか!」
近所のお姉さん、卯月湊・・。
「ああ・・。湊か・・。」
「なんや、その反応!?」

やはり無関心な夜琉。


「いいじゃん。別に・・・。」
さっさと歩きだす夜琉を追いかけ、湊は追いかける。

「さみしーなぁ。もうちょっと、良い反応を見せてもらえてもいいやないかい〜」

 16歳の湊が、なんで同じ方向に向かっていってるかは、
中学校は高校とつながっていて、校門も同じだった。

「・・だから・・あ!!!」

夜琉は、何者かに足掛けされ、こけそうになる。

「へへっ!夜琉、また引っかかった〜」
ランドセルをかるっていて、舌を出し『アッカンベー』をする。

「・・・・大仙。」
少し怒った表情で大仙を見つめる。

「湊、おまえも気をつけろよ!」
そういうと、大仙は走って行ってしまった。


「・・・うるさい奴。」
「いいやないか。うるさいほど面白い奴もいんねんから^^」
そう、話して学校へと向かった。

 __学校__

「あ・・人ごみ。」
見ると、学校の校門の前に女子の人ごみがあった。
「あれは・・やっぱ、いつものやな^^;」

 人ごみの中には、美しい女の人のような、男の生徒が立っていた。
男の人は、人ごみを無視し、さっさと校舎に入っていく。

「・・綾月鈴瀬。かっこいいけんど、
ちょっときついわ。^^;」
湊は、そうつぶやいた。

ここで、湊とは別れ、それぞれの教室に入った。

 そして、夜琉に、不思議な出来事がこれから降り注いでくるのだった・・。