二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 俺はマフィアの11代目っ? ( No.35 )
日時: 2010/05/02 21:01
名前: 瑠璃 (ID: 6aNk3HTl)

 
 *;第二章*+

 __1年教室__

「今日から転校生がくる。入れっ!」
先生が転校生を呼ぶ。そして出てきた転校生は、
きれいな緑色の髪の毛に、赤い目。

「・・・綺麗な女の子だなぁ・・。」
このクラスの生徒、影月京はつぶやいた。

「名前は、リデル・ノーチェ!
英国から来ました!よろしくね^^」
リデルは、皆に向かって挨拶をする。

「それでは、リデル、おまえの席は・・・」
先生は席を見渡しながらあいている席を探した。
「よし、影月の席が空いているな。
リデル、そこに行け。」

リデルは、京の隣の席へと急ぎ、座る。

「よろしくね、京君!」
微笑み、リデルは言う。
「あの・・私、女なんだ^^;」
「あ!ごめんっっ!!
ボーイッシュなものだったから・・・」
真剣に誤っているリデルを見て、京は、
「いいよ^^
そういうの慣れてるし^^」

「ありがとう!じゃあ・・きーちゃん^^」
「え・・きーちゃん???」
変なあだ名で呼ばれ、クエスチョンマークを浮かべる京。

「あはは^^
あだ名つけるの特異なの☆だから、きーちゃんでいい?」

「・・うん、いいよ〜・・・。」


どんなこんなで、京はリデルと仲良くなった。


 __二年生教室__

「気をつけ、礼!」
『ありがとうございましたぁーっ!!』

挨拶をすませると、夜琉はバックを持ち、さっさと帰って行った。

 __帰り道__

『にゃ〜』
「・・・あ・・・猫。」
夜琉は草むらの猫に手を伸ばした。
結構、猫は好きだったらしい。

  バシャンッッ!!


「あ!!!」


猫が、夜琉に近付いているとき、足がすべり、猫は
水路に落ちてしまった。
 
 バシャンッッ!!

夜琉は、すかさずバックを草むらに置くと猫を助けるために水路に入った。

「・・・はぁ・・。よかった・・・。」
夜琉は猫を抱えると、水路から出ようとした。・・と、

「・・わっっ!」
夜琉は足を滑らせ、再び水路に落ちそうになった。その時、

「大丈夫か!?」
長い髪をたなびかせ、夜琉の手をしっかりと握って、
彼女は叫んだ。



「・・・ありがと。」
夜琉は、貸してもらったタオルで頭を拭きながら、
お礼を言った。

「礼はいらない。
それより・・水路に入ってしまった猫を助けるなんてな・・すごいな。」
彼女は微笑みながらつぶやく。

「・・・俺、水無月夜琉。
クッキーと・・猫が好き。」
自己紹介をすませる夜琉。

「俺は時羽羅梨瀬琉。よろしくな。」
夜琉は、こうして梨瀬琉が自分と同級生だということを知った。

 __夜琉の家__

「・・ファァ・・。やっと帰ってきた・・・。」
夜琉は、家の電気をつけると、リビングの机の上に、
手紙があることに気付いた。

「・・・・家庭教師・・・・いたします・・・。
前の生徒のようにダメダメではないことを・・祈ります・・。
・・・・最強ヒットマン・・・リボーン」
夜琉はこの手紙を、そっと机の上に置くと、静かにソファーに座った。

「もう・・やだ。」
その言葉を最後に、夜琉は夢の中へと落ちて行った。