二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【デュラララ!!】池袋の喧噪、仕事、友情、恋— ( No.9 )
- 日時: 2010/05/02 17:03
- 名前: 牡丹 (ID: Rl.Tjeyz)
- 参照: 元Iveですー!!「ぼたん」って読みます!!
二話
夜。
池袋から新宿に来て色々回っていたら時間がいつの間にか過ぎた。
彼女は情報を集めるのが趣味であり得意。その腕を見込まれ、新宿の情報屋のもとで働いてる。全て金と趣味のために。
「臨也かー・・・あんまり会いたくない・・・。」
いつも明るく振る舞う彼女だが、毎日この瞬間は軽く憂鬱な気持ちになる。
でも仕事だしなー、と気持ちを切り替え、マンションへ。
「牡丹。今日は早かったね。」
自分の雇い主である臨也の部屋。
「もっと遅く来ればよかったな。」
「そんなに俺に会いたかったの?」
悪戯っぽい笑みを浮かべる臨也に悪趣味だと言い放つ。
「お前もだろ?」
「うるさい!!」
椅子に座った臨也のもとへ行く。
「そうだ牡丹。今日また喧嘩してただろ?」
「あ、見てた?」
「まぁね。」
「また知らない奴に喧嘩売られたし。」
椅子の背もたれに寄りかかってぶつくさ文句を言う牡丹。
「知らない奴ってさー・・・。あいつら前牡丹がぶっ飛ばした奴らだよ?」
「え。まじ!?」
驚いて臨也の正面に回り、一所懸命思い出そうとする。
「・・・んー・・・思い出せねぇなぁ・・・。」
「ちなみに一昨日。」
「まじかよ!?」
更に驚愕の表情を浮かべる。一日に喧嘩しすぎだから誰かわかんないんだよ。
「俺いらない情報はすぐ忘れるのー・・・。」
開き直った牡丹に臨也は薄く笑みを浮かべる。
「まぁそれも牡丹の魅力だね・・・。」
そう言って彼女の顎を引き寄せる。
「懲りないねー。本当臨也ってロリコン。」
「全然ロリな体型してないくせに。」
「うっわ変態見っけー!!」
「まぁどう言ってもいいよ。」
更に自分と牡丹の顔近づける臨也。
二人の唇が重なろうとした瞬間。
「ごっ」
牡丹が頭突きをお見舞いした。
「いっ・・・!!・・・容赦ないねぇ本当。」
苦笑する臨也ににっこり笑う。
「俺は男には興味無い。女の子が大好きだから!!」