二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

3、初訪問 ( No.7 )
日時: 2010/05/06 13:25
名前: 智里 (ID: YvnkZX8x)

今日は休日。

ピンポーン…

沢田家のインターフォンが鳴り響く。

奈々「つー君、母さんちょっと忙しいから出てくれない?」
ツナ「はーい。」

ガチャリ

ツナ「どちらさ…」
儒里「こんにちは♪」
ツナ「…儒里ちゃん!どうしてここに!?」
リボ「俺が呼んだんだぞ。」

足元から聞こえた声は、ツナの家庭教師のリボーンだった。

ツナ「リボーン!お前が呼んだのか。」
リボ「そうだ、ファミリーである儒里にお前のことを知ってもらおうとおもってな。まあここで話すのもなんだ、遠慮なく上がってけ。」
儒里「おじゃましまーす。」

こうして儒里は、ツナの部屋に上がることとなった…。

ツナ「どうぞ、汚いけど…。」
リボ「おいツナ、茶入れて来い。」
ツナ「はいはい…。」

ツナはリボーンに命令され、しぶしぶと階段を下りる。

リボ「…どうだ、ツナは。」
儒里「とてもボス候補とは思えない…;」
リボ「まあ、そうだろうな。だが、俺とツナはまだ出会って間もない。」
儒里「そうですね、まだまだこれから…。」
ツナ「ふぅ…お茶入れてきたよ。」

ツナが帰ってきたと同時に、小さい人影が…

ラン「ランボさん、とーじょー!!リボーン覚悟ぉぉ!!」

ランボとなのったその子供は、もじゃもじゃの髪の中からなんと、手榴弾を取り出しリボーンに向かって…

ラン「ね〜!!」

バイ〜ン!

しかし、その攻撃はリボーンによって儚く跳ね返される。

ドカ〜ン!!

ラン「ぐぴゃぁぁぁぁ!!」
ツナ「相変わらず容赦ねぇ…;」
リボ「当たり前だ、俺は格下は相手にしねぇ。」
儒里「リボーンさん、今のは…?」
リボ「ボヴィーノファミリーのランボだ。」
儒里「もしかして…。」
リボ「ああ、残念だがあんなあほ牛でも…」
ツナ「??何の話を…?」
儒里「ああ、なんでもないよツナ君。」

こうして、こんなやり取りを繰り返しながらも、いつの間にか日は暮れ、辺りは暗くなってしまいました…。

儒里「じゃあ、私はこの辺で…。」
リボ「もう帰るのか。」
儒里「うん、お兄ちゃんあれでも心配性だから…;」
リボ「お前雲雀と二人暮らしなのか?」
儒里「そうだよ。」
ツナ「(なにげにスゲー!!)」

相変わらずのナイスなリアクションのツナ。

その後、儒里は家に着き雲雀に問い詰められるのは、また別の話…。