二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師 —消えない嘘— ( No.21 )
日時: 2010/05/19 17:23
名前: ちー ◆m6M0e7LQrQ (ID: MnGilHyY)

 分からない。
なんで……俺が……?

    第7話 「スイマセン、なぜ俺が」※題名あまり気にしないでください

「なんだぁ、あの野郎〜」

 エドワードは頭を乱暴にかきながら、アルフォンスに問いかける様に言った。
 アルフォンスも、さぁ、という様に首をかしげた。

「レン・アードさんの、付き添いの方ですね?」

 少女が治療を終えたらしい。エドワードとアルフォンスは、治療室に入れてもらった。
 担架の上で、少女はスヤスヤ眠っていた。

「だいぶ落ち着きました。しかし、少しの間入院してもらう事になります」

「あ、はぁ……」

 エドワードは、どうして俺が、という顔をしながら少女を見た。
 
「手続きを、お願いできますか?」

「あの、オレ、その子の保護者でも、身内でもないんですよ。その子の親に来てもらって……」

 医者は、あ、そうなんですか、というと、近くにいた看護婦<ナース>に、指示をした。
 看護婦<ナース>はうなずくと、走ってどこかに行った。

「……保護者のお方達が来るまで、いてあげてください」

 医者がエドワード達にお願いする様に言った。

「……はぁ……」

 エドワードはため息交じりにうなずくと、医者に着いて歩いた。
  〜つづく〜