二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re:白悪鬼と黒悪鬼が降臨した【銀魂】 ( No.112 )
- 日時: 2010/08/13 12:49
- 名前: 柚莉(●>ω<●) (ID: EfKicuSN)
- 参照: http://id34.fm-p.jp/161/id2772/
*第九訓 コンビニに行って来ると言いながら、違う所に行く。あるよね〜。え?はるな愛みたい?気にしない、気にしない。
───・・タタタタッ・・・。
私の走っている音がやけに耳に響く。
悲しみ、怒り、憎しみ。
いろんな想いが私の中で渦巻く。
杏里の言ってた事は本当。
だけど・・・、だけど・・・、過ぎた事はどうにもなんないじゃん!!
過ぎた事は、過ぎた事として受け取ればいいの!
だから、別にどうでもいいの!
なのに、何で私は泣いてるの・・?
何で、こんなに胸が痛いの・・?
何で────涙は止まってくれないの?
分からない。
分からない。
自分が───ワ カ ラ ナ イ。
私は夢中で走っていたため、前からの人の影にきずかなかった。
───ドンッ。
「あいたた・・」
「ザキ。大丈夫?」
え?
声のした方を見ると、総悟見たいな服装をしている女の人と総悟とはちょっと違う服装をしている男の人が居た。
「あ、ごめんなさい!大丈夫ですか?」
「ううん、大丈夫。あなたこそ大丈夫?
ぶつかった男の人、よくみると新八みたい・・。
失礼だけど・・。
「ザキ…お腹空いた、奢って。マジ死ぬ!!」
「え、さっき朝ご飯食べたばかりじゃん!」
「いいじゃん!」
私の目の前で争いをはじめた二人。
「あの、失礼ですけど、あなた達は真撰組の方たちですか?」
「はい、そうでーす。あ、あたしは美崎乃瑠架奈っさ!よろしく〜」
みさきのるかな。
うわ、難しい漢字&凄い名前。
あこがれる。
「俺は、山崎退。俺も真撰組。失礼だけど、あなたは?」
「あ、私は柊杏奈です。杏奈でいいです」
「じゃぁ、俺も、ザキでいいよ」
「瑠架奈でいいよ〜」
「うん、ザキと瑠架奈ちゃんね」
何か真撰組っていい人ばかりだな〜。
私は自分が泣いてた事も忘れて笑っていた。
というか、自然に微笑んでいた。
「ねぇ、杏奈あなた、さっきまで泣いていた?」
「え、いきなりどうしたの。泣いてなんかないよ?」
「女の勘がそういってるの。よし、真撰組屯所行こ〜。ってことで、ザキ、後はよろしく」
と言った後、私の腕を引いて走り出した、瑠架奈ちゃん。
「ほへ?ちょっ〜」
私これからどうなるの!?