二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 白悪鬼と黒悪鬼が降臨した【銀魂】 第一回アンケ&キャラ絵up ( No.278 )
日時: 2010/10/15 19:20
名前: 柚莉(●>ω<●) ◆K5Psnlr5tM (ID: EfKicuSN)
参照: http://id34.fm-p.jp/161/id2772/

*第二十二訓 肝試し大会始まり!やっとかよとかは言わないでね 前編

さて、始まりました肝試し大会。
ある男にとっては“恐怖”でしかないが。
そう、ある男にとっては────・・。

─坂田銀時には“恐怖”でしかないが・・・。

でも、始まったものは仕方ない。
諦めろ。
と、想う杏里。

杏里は銀時がお化けや幽霊が苦手なのを知っててわざとこの肝試し大会をやろうといったのだから。

(ふふっ。銀時が恐怖に怯えて泣き叫ぶ声・・)

と、一人怪しく笑っている為不気味だが。

兎に角始まった肝試し大会!
まずは、ペア決め!

で、くじ引き!
このくじ引きは杏奈ガ用意をしたため、大丈夫だ、多分。

「はい、くじ引き!はい、みんな引いてねー」

まず引いたのは新八。
「あ、青です」
そして次は咲ちゃん。
「あ、私も青ですぅ」

「じゃぁ、咲ちゃんと新八がペアで決まりね!」
と、明るく言う杏奈。
気のせいかもしれないがすごく優しい笑顔だ。

─まるで自分の“妹”を見てるような・・・。

何で・・?
と、一人杏奈を見て想う杏里。
だが、もしかして・・・!!

“あの事”を思い出したんじゃ・・・!!!

と、想い杏奈に聞いてみたが、
「杏奈?どうしたの、何か・・、“妹”を見るような優しい笑顔で・・?」
「へ?そんなに私、妹を見るような優しい笑顔だった・・?」
「うん・・」
「特に意識はしてなかったなー」

そんな杏奈の様子を見てほっとする杏里。
杏奈には“妹”と言う言葉はあまり、いい言葉ではない。
“家族”と言う言葉も・・・。

杏里はそんなくらい気持ちを振り払うように、
「さて、次はあたしが引くよ」
と、明るく言った。
「私も引くアル!!」

で、引いた結果二人とも赤だった。

つまり、まだ引いてない杏奈と銀時は、

────・・同じペアだと言う事だ。