二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 白悪鬼と黒悪鬼が降臨した【銀魂】 真撰組殺乱編&アンケup ( No.338 )
日時: 2010/12/06 21:20
名前: 柚莉(●>ω<●) ◆K5Psnlr5tM (ID: EfKicuSN)
参照: 久々の更新♪((←

*第二十九訓 後悔先に立たず 前編

万事屋翌日。

「きゃああぁぁッ!!」
と、朝一番で叫んだのは杏奈だ。

其の悲鳴にみんながぞろぞろと起きだしてくる。

「如何したの杏奈!?」
「何事アル?」
「まだ眠いですぅ」

朝から杏奈が悲鳴をあげたから万事屋ガールズ、杏里、神楽、咲が起きてきたのにもかかわらず杏奈は更に大きい声で、

「ちょっ、此れ如何いうこと!?何で何で・・・、」

「何で銀時がこんなにボロボロなのォー!?」
と、銀時の部屋を開けたまま叫んだ。



遡る事昨日。

万事屋で銀時だけが風邪なので杏奈と神楽と咲と新八は買い物に出かけていた。

その代わり杏奈達が出かけている間、杏里は一人万事屋に残って銀時の看病をしていた。
元々杏里は一人銀時の看病をしていたからだが。

が、事件は起こった。
杏奈達が買い物に出かけている間に。



「ったく、言う事聞けよな糞天パ」
「天然パーマを悪く言うんじゃありません!其れに其れは此方の台詞だっつーの」

銀時の部屋であたし—杏里は銀時の看病をしていた。
だが、銀時は何にもあたしの言う事を聞いてくれないのだ。

例えば薬を飲まそうとしたら自分で飲むとか言って結局飲めなくて杏奈に飲ませてもらってたし。
其れに、あたしが作った料理は食べないくせに杏奈のは食べるし。

其の為病人だってことを忘れて思わず殴っちゃったし。
まぁ、銀時が悪いんだけど。

其れにどんだけあたしが嫌いなんだよ。
+杏奈に構ってもらってムカツク。

「はーぁ。あんたがあたしを嫌っている理由は知ってるけどさぁ、ちょっとは言う事聞いたら如何なの?」
「い・や・だ」
「三途の川一変見るか?」
「お断りしときます」

銀時があたしを嫌っている理由は絶対に“あれ”だ。
ったく、“あれ”ぐらいで怒るなよな。

「器が小さい男はもてねーんだぞ」
「はぁ?俺器小さくないしー。其れに俺モテモテだしー」
「はぁ?銀髪天然パーマの何処がモテるんだよ」
「ちっちっちっー。甘いね杏里ちゃん。これでも銀さんは小さい頃に女の子からいっぱいラブレ—「はいもういいでーす」ちっ」
「今舌打ちしなかった?」
「気のせいなんじゃない?」

ったく、疲れたしかったるい。
はぁ、銀時の看病より晋助に合いたいなー。
最近会って無いしねー。

「///」

晋助の事考えていたら頬が赤くなってきた。
其れを銀時は嬉しそうな顔で見ていた。