二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 白悪鬼と黒悪鬼が降臨した【銀魂】 番外編うp!! ( No.439 )
- 日時: 2011/10/10 13:38
- 名前: 柚莉(●>ω<●) ◆K5Psnlr5tM (ID: FqCQxaZS)
- 参照: 銀さん誕生日おめでと!!そして、作った小説カオスw
*坂田銀時生誕特別番外編 ケーキもでかすぎると困る
「銀時ー!!」
「Σちょっ、杏奈!?」
「えへへー」
ある日の万事屋。
今日も今日とて依頼は0に等しかった。
現在万事屋には杏奈と銀時以外誰もいなかった。
杏里と神楽は定春の散歩。
新八は姉、妙と買い出しに。
そんなのほほーんとした空気の中、杏奈はいきなり銀時に抱きついてきたのだ。
「銀時、今日誕生日でしょ!」
「あ?そうだったけ」
「そうだよぉ!今日は、銀時の誕生日!!ってことでー、」
杏奈は一旦言葉を切り、台所の方にテケテケと走って行くと、ドーンっという効果音が後ろに付きそうな感じで銀時の前に、
「はいっ!誕生日ケーキ。朝から頑張って作った杏奈ちゃんお手製です!!」
どでかい、ケーキを突き出してきた。
「(でかい…)」
銀時はそう思いながらも、素直に杏奈のケーキを受け取り、机に置いた。
ケーキの大きさは1ホールじゃなく3ホールぐらいありそうなイチゴケーキだった。
「えへへー気合入れて作ったらこんなに大きくなっちゃったー」
「…うん、流石だね杏奈ちゃん」
銀時は呆れてほとんど言葉が浮かばなかった。
銀時の言葉に対し杏奈はえへへーと完全に嬉しいオーラ満開だった。
「(確かに俺は甘党だけどォ、こんなでかいケーキ一人で食うのは…。いやいや、でも杏奈の手作りだぞ!?それはそれで、嬉しいけどこんなにでかいのを一人で…)」
「あ、銀時に一つ言い忘れてた」
杏奈は何かを思い出したらしく、嬉しいオーラを醸し出すのをやめ、
「お誕生日おめでとう、銀時!!」
それは、もうとびきりの笑顔。
多分、この笑顔を見た一般ピープルなら速攻アウトだ。
鼻血をだし1秒でアウトだ。
当然それは銀時も当てはまり、
「(ちょっ、何この満面の笑み!!銀さん鼻血出すどころか、もう襲いそうなんですけど!!)」
銀時は必死に自分の理性と戦っていたとさ。
*
その後銀時は杏奈お手製超ビッグケーキを一人で完食し一ヶ月甘い物(ケーキ類)を見ると、吐き気がしたとさ。
ちゃんちゃん、おしまいー。