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＊第四訓　え？誰でも知ってるの？私知らない・・。おかしいかな？でも、誰がなんと言おうと知らないものはしらないもん！

真撰組？
そんなの知らない・・。
杏里は知ってるのかな？
「ねぇ、杏里。杏里は知ってた？真撰組って。私は知らないんだけど・・」
「「「「「「「「えっ！」」」」」」」」
真撰組なんて知らないって言ったら、みんな驚いて私を見ている。
「え？何か変なこと言った？え・・まさか真選組知らないのおかしい？」

そんなにおかしいのかな？
真撰組を知らないの？
「え・・じゃぁ総悟は黒い服着てるしなぁ〜・・あ、もしかして、マフィア？・・違ったら、麻薬取扱者？・・あ、あとは・・殺人しｌ・・むぐっ」
殺人者？っていおうとしたら、新八に口を塞がれた。
「むぐ・。新八・・はなひゃて（放して）」
ジタバタと暴れるはめになった。
酸欠ー！！空気プリーズ！！

「杏奈ちゃん・・。そこまで言ったら、完全に沖田さんたちが悪者になっちゃうでしょ。真撰組を知らない子が完全に“あ、真撰組ってやばい組織じゃん。かかわらないようにしよー”ってなっちゃうじゃないですか！」
と、つっこんだ後、手を口から放してくれた。
おかげで私は肩で呼吸するはめになった。
「はぁ・・はぁ・・だって、わからないもん」
と、率直な意見を言うと、総悟が、
「真撰組って言うのは、武装警察でさァ」
「へぇ〜そうなんだ。初めて知った〜」
と、にこっ、と総悟に笑うと、なんか銀時からの視線が痛くなったような・・。
気のせいかな・・・？