二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re:白悪鬼と黒悪鬼が降臨した【銀魂】 ( No.95 )
- 日時: 2010/08/13 12:46
- 名前: 柚莉(●>ω<●) (ID: EfKicuSN)
- 参照: http://id34.fm-p.jp/161/id2772/
*第八訓 最悪な事をされたのに怒らないのはおかしい。だからそれ、誰に言ってんの?
杏奈Side
いきなり銀時にキスをされたのは驚いたけど、もう過ぎてしまったし、杏里と神楽ちゃんの跳び蹴りはさすがに痛そう。だから、
「銀時大丈夫?」
一応心配して、銀時に声を掛けてみると、杏里と神楽が、
「杏奈!あんたは銀時に“キス”されたんだよ!銀時は跳び蹴りを喰らって当然なんだよ!」
「そうアルヨ。杏里に言う通りネ!!」
杏里と神楽は相当怒っている。
杏里なんか怒りで銀時を殺しそうだ。
「2人共待ってよ!確かに銀時が私にキスをしたのは事実だよ。だけど・・だけど・・、それだからって銀時を傷つけるのはおかしいよ!」
「杏奈、あんたは優しすぎる。自分がされた事を思い出して?杏奈、あんた最初のキスは両思いになって、本当に心から愛した人とやるって決めてたんでしょ?なのに、銀時は・・、あんたのファーストキスを奪ったんだよ?最低じゃない!!」
「杏里の言う通りネ!!杏奈、目を覚ますアルヨ」
「杏里、神楽ちゃん私はちゃんと目が覚めてるよ。だけどね、過ぎた事はもういいの。どんなに思っても過去には戻れないの!!だから・・だから、これ以上この件には関らないで。大丈夫だから・・・・。私も普通に銀時と接する。それで、問題ないでしょ?私ならほら、超元気!!元気元気!!」
杏奈はそう言ってるが目には涙が溜まっていた。
「「杏奈・・」」
「何、2人共、辛気臭い顔をしてるの・・?私は元気だし!!」
頬を生温かい何かが通っていた。
ポタッ・・。
あ、私泣いてるの?
あはははは・・・・。
「あ、私、コンビニに行って来る!少年サ●デーの名探偵コ●ンと絶対可憐チル●レン。あ、あとジャンプSQのロザリオ●バンパイアを立ち読みに行って来るー。あ、あと晩御飯の食材も買ってくるー。じゃぁ、いってきまーす」
私は走っていった。
目的なんか無い。コンビニも嘘。
ただ、あそこの場所に居たくなかったから。