二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン 裏表らぶ! ( No.11 )
日時: 2010/06/19 14:19
名前: 蒼井瑞希 (ID: NN.yKTYg)


 第四話

「ねえねえタコ」
「だからタコじゃねえって言ってんだろ!!」
「ふうん。で、タコ」
「(こいつ…)何だよ」
 私たちの乗ってる車は空港に向かっているらしい。
 うん、もういやって感じだけど、タコがいるからいいや。
 あ、ちなみにタコの本名は獄寺隼人っていうんだって〜。おもしろいよねぇ〜(何が)。
「でさ、タコ」
「だから何だよ」
「さっきから危ない空気が流れてる気がするのは気のせいかな?」
「……」
 ぶわっ。タコの額から汗が…。
「気のせいじゃねぇだろうな……」
「……だよね」
「「…………」」

「あっれ〜?恵夢も獄寺くんも急に黙っちゃってどうしたの?俺、二人の楽しそうな会話、もっと聞きたいな♪(黒笑」

「10代目ぇぇぇぇえええぇぇぇえ!!!!!!」
 黒ちゅな発動。タコの悲痛な声が聞こえる。
 危ない空気の正体はそう、この暗黒大魔王のちゅ「恵夢?どうかした?(黒笑」「いいえ何も!?」。
「ってかさあ、かったるいんだけど。空港に行くまでどんだけかかってんの?5分でつけよ5分で」
 いや、それは無理だと思う。
 電車でいくとき、2時間はかかってるもん。
「ねえちゅな」
「何」
「おなかすいた」
「…たこでも食べとけよ」
「ええーーーーーっ!?いくらなんでもタコを食べるのはかわいそうだよ!っていうかタコはおいしくないって!」
「は?だって恵夢たこ好きなんでしょ?」
「たこは好きだけどタコは……って、あれ?」
「は?だからたこって」
「え、タコは人間でしょ?」
「え…あれ…?」
 …………。
 なにこの微妙な雰囲気。
 (№10のコメントにありますが、蒼井は食べ物のほうは「たこ」、獄寺くんのほうは「タコ」にしてます、注意してね!)
「ちゅなは紛らわしいよ!」
「そっちが勝手に勘違いしたんだろ馬鹿恵夢」
「うるさい、ちゅなのあほんだらぁ!」
 何かたぶん私が悪いと思うけど…まあいっか。
 なんか、私あきらめたんだ。
 とりあえず、ついて行ってみようって。
 それで危なかったら、タコでも頼って逃げようって。
 本場のピザやパスタも食べてみたいし、イタリアにはイケメンが多いし。
「お、ついた」
「本当?」
 空港に着いたみたい。
「あ、でも私パスポート持ってない…」
「ああ、持ってないならいいよ。別のルートから行くし」
「え、でもパスポート持ってないとチケット…」
「チケットなんか使わないって。俺の飛行機で行くんだし」
「へっ!??」
 まさかの自家用!?
 うぅ〜…ん。
 さらにちゅなの謎が深まった気がする…。
 一体ちゅなって何者…?


 *あとがき*
 しばらく更新してなくてごめんなさい!
 しかも、終わり方がめちゃくちゃですね…