二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: いけめん!(銀魂) ( No.74 )
日時: 2010/06/06 14:19
名前: ポテト (ID: MvDA3keJ)

 第12話

さて、いきなりですが問題です。

敵(と書いてヤクザと読む)の領地に真っ逆さまに落ちてしまった新選組監察はどうなるでしょーか。

はい、答えをどうぞジミー君。

うん その通りだね。
まぁ、当たり前っちゃあ当たり前なんだけどね。

はーい!正解はぁ、




一緒に捕まる。

でしたぁ!!
ここテストに出るからねー!
復習しておくように!





「マジ使えねーなジミー」

「本当に使えねーなジミー」

「せめて副長呼んでから落ちろよジミー」

「いや、それするとオッサンも捕まっちゃうんだけどなジミー」



少しの間。











「うっせェェェェェエエエエエエ!!!しょーがないじゃんか!!ってか勝手に巻き込まれたのアンタでしょ!!俺悪くない!!でもって誰だよこのオッサン!!何でいきなりジミー呼ばわりされなきゃなんねーんだよォォォオオ!!!」


うがーっ!!、と叫ぶジミーの声は見張りの男のシャウトによってかき消された。


「てめェらうっせーんだよ!!何だよさっきから!ずっと言い合いばっかじゃねーか!!黙れ!!」

「サーセンでした。殺すならコイツでお願いします」

ジミーを顎で指す。

「オッサンもそれ賛成ー」

「「ねーっ!」」

「仲良くなってんじゃねーよ!腹立つ!何か腹立つ!」

「「いやん怖ーい」」

「ハモるなぁぁぁあああ!!!」



ブチッ・・・・・


見張りの男が限界を超えた。


「うっせェェェェェェエエエエエエッ!!!!」




 * * *


「土方さーん、山崎の通信機壊れてるっぽいですぜィ」

「何で分かるんだよ」

「イタ電しようと・・「総悟てめー切腹しろ」

いやでさァ、と言いながらもその目は笑っていない。

「・・・土方さん、何か隠してませんかィ?」

ピクっと土方の肩が動く。

「・・・・お前が一番分かってんじゃねーの?」

嗚呼、バレてる。

だが、悪いのはアイツだ。
あのクソ女だ。

「・・・・ほら、股間に水風船のヤツ」

気まずそうに目を逸らす土方とは逆に沖田はきょとん、としていた。

「・・・はァ?何ですかィそれ」

「ってめー、ざけんじゃねーぞ!どうせバズーカか何かでアイツぶっ飛ばしたんだろ!!・・・まぁ、俺は無関係だけどな!」

責任は一切とらねぇ!そう言い切った後、総悟の異変に気づく。


「何言ってるんですかィ?俺ァ、そんな事してやせんぜィ」

「はぁ?!しらばっくれてんじゃねえ・・「マジでさァ」


総悟は本当に見覚えが無いようだった。

「・・・・え?じゃあアレ、あの叫び声は・・・・?」

「俺と間違えてどっかのヤクザにでもぶち当てたんじゃないですかィ?・・・その、水風船とやらを。
まぁ、よっぽどのバカじゃねェとやらなそうですけどねィ。」

「んなことやるバカ・・・・」


「「・・・・・あ。」」





アイツ、めっさバカだったじゃん。