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※三話目の悪魔界でのシーンです…アックマーの一人称は「俺」であってる…よね…（冷汗
















胸部に激痛が走り、俺の口からはわけのわからない叫びがあふれ出ていた。

全身の血液が音を立てる。

砂嵐のような雑音が脳内に響く。

視界に映るのは、俺を殺した悪魔の女。
さっきまで激しく燃えていた瞳が、今は驚愕に見開かれている。
俺を失うのは想定外か？
激情に駆られれば、気が済むまで部下の肉体は痛めつけるが、まさか死ぬことは考えていなかったとでも？

残念だったな、デモリ—ナよ。

俺以上に貴様に身を捧げ、死力を尽くして人間の欲望をかき集められる悪魔はそういまい？




頭の芯がくらくらする。

女の顔が黒いもやに包まれて、闇の中に消えていった。


憎い。
悔しい。
俺はこれから人間界で暮さねばならんのか……




そう思った瞬間、ふと一人の顔が思い浮かんだ。
俺が憎むべきもう一人の相手。
幾度となく俺の行く手を阻んだ生意気な王子……




よし。
今に見ていろよ怪物ども。


俺は悪魔界では死んだが……

人間界では立ち上がるのだ！



そして必ず、貴様らの息の音を止めてやる！！