二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 揺-tayuta- あ、銀魂でス ( No.13 )
- 日時: 2010/05/10 16:28
- 名前: 超電波人間Z ◆i9wQCXHO3o (ID: 8IG6/R5B)
- 参照: 超電波人間Z、りゃくして電波Z!「里兎錦」でも活動中!!
「 晴屋
ようこそここは
『人斬り仮面』こと理不尽女王がパパッと一掃恨みを晴らす
晴屋(ハラシヤ)でございます
御用の方はコメントをよろしくお願いします 」
そのサイトはインターネット上の片隅にひっそりと存在している。
そのサイトを眺める女が一人。
「交渉成立……」
女___晴屋オーナー___はパソコンの画面を見つめ、ニヤリ、と笑った。
オーナーの部屋はとても殺風景である。
台所とトイレ、そして部屋。その部屋の電球のしたには布団と畳の上に置かれたパソコン、片隅に詰まれた服の山。だが家賃は格安。
「かぶき町で始めての仕事なんだからしっかりやらないと」
オーナーは服の山をあさり、仮面と刀を取り出した。
仮面には三日月目と大きく裂けた口が彫られていて、不気味に笑っている。
オーナーは狐色の髪をゴムでポニーテールに縛り、血で赤く染まったかんざしを挿した。そして仮面を被り、刀を持って家を出た。
その晩、人が一人殺されたのを、新聞は知らせた。それは『人斬り仮面』がかぶき町に来た意味を表す。
5@どの時代でも暗殺者は存在する
*
「
人斬り仮面かぶき町出現!!
この情報にピン!ときたら110番!!
:
」
「なんだコレ?」
銀時は紙をみて眉間にしわを寄せた。
「朝玄関に張られてたンですよ。多分沖田さんとかが張っていったンじゃないかな……」
「あンのクソガキ紛らわしいことしやがってェ!」
新八の言葉に激怒する神楽。
銀時は紙を読み進めてゆく。読み進めるたび、彼の顔は険しくなった。
情報が本当ならば、ある一人の人物像が浮かび上がる。
そう、たった1週間前に万事屋を訪ねてきた女_____
“銀時、アタシは斬る。きっと人斬りになる。攘夷とかそんなん関係なく斬る。斬りたいと思ったヤツを、斬ってくれと言われたヤツを斬る。だから精精
アタシにうらまれないよーにな”
その言葉を思い出したとき、銀時はもうそこにはいなかった。