二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 揺-tayuta-  あ、オリキャラ募集中でス ( No.62 )
日時: 2010/05/23 12:46
名前: 超電波人間Z ◆i9wQCXHO3o (ID: fnIUO/jv)
参照: テストなんてクソ食らえ!!

あ、あとオリキャラはキャラ崩壊注意ですよーそれでは13話をドウゾ★

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「ヤロー、工場でなにする気だ?」

「さァね」

2人はこっそり工場を覗き込み、新八と神楽を見ていた。
工場の中では、秋津と新八、神楽。そして土管の上に男が1人座っている。
秋津と男はなにやら話し込んでいる。

13@裏の裏を読むのが策士というもの





「アレ、ヤローは?」

「それが今日は来れないらしくて」

「あ、あの……あの人誰ですか?」

と、新八。

「あぁ、あの人ですか。あの人はちょっとした知り合いです」

「ふうん?」

一応納得したふりをして見せるが、新八の疑問は晴れない。
(ヤローってもしかして銀さんのことかな……)
本当の疑問は、そのことなのだ。

「でも本当にいないとは限らない。
 高山、松本!」

そう男が呼ぶと、先ほどのバカップルがどこからか登場した。

「はい、なんでしょ?」

と、礼迩が恭しく聞いた。

「ちょっとそこの2人の相手をしていて欲しいンだ。殺さない程度に」

「「あーいッ」」

子供のように返事をすると、楊と礼迩は抜刀し、新八と神楽に振りかざした。

「う、うわッ」

「なにアルかオメー等!」

いそいで新八は木刀を、神楽は番傘を楯にして攻撃を防いだ。

「高山と松本は僕等の専属の人斬りでね、とても役に立ってくれているよ」

土管の上の男はニコニコ笑いながら話している。

「人斬り!?」

新八が声を上げた。
驚きで体の力が抜けてしまい、楊の刃が目の前に迫った。
神楽が番傘から銃弾を放った。が、奇しくも交わされ、新八に危機が迫った。








「あ、あぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!」
「新八ィィィィィィッッ!!!」









新八の 悲鳴が 神楽の 叫び声が 工場内に 響き 渡った。








「!!!」

「あッちょ、銀時!」

その光景を銀時の眼球が映し出したとき、彼はもうそこにいなかった。
直芭が腕を伸ばし、引きとめようとしたが、その腕は空を掴んだ。