二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 揺-tayuta-  あ、銀魂でス ( No.7 )
日時: 2010/05/07 15:44
名前: 超電波人間Z ◆i9wQCXHO3o (ID: bQbYMR0G)
参照: 超電波人間Z、りゃくして電波Z!「里兎錦」でも活動中!!

さて、先ほどから迷惑かけまくっている神代直芭(こうじろなおば)だが、彼女の容姿もう……ブッ飛んでいる。
まず狐色の髪。ボサボサである。おそらくセルフカットであろう。肩甲骨あたりまで伸びている。
そして着物。おそらく外出用なのだろうが、ところどころくたびれている。つぎはぎした努力も見られる。
そんな着物の帯には真っ赤で大きな牡丹(ぼたん)の花の飾りのついたかんざしが刺してある。このかんざしはお世辞抜きでもう、華やかである。
腕には黒いゴムが。おそらく髪を縛るためであろう。

そして、体臭。
納豆となまざかn「ちょっと待てェ!!」

「ブフッ!オイどーしてくれンだボサボサ。俺のいちご牛乳がもう……大変なコトになっちゃったでしょーがァ」

いきなり叫びだす直芭。銀時は飲んでいたいちご牛乳をぶちまけた。

「いちご牛乳なんて知るか!それよりなんだ今の解説!なんかアタシけなされてたよね!そんなにアタシの容姿ブッ飛んでる!?」

「飛んでる飛んでる。オイ新八、いちご牛乳持って来い。たしかもう1つぐr「アタシのことはいちご牛乳以下!?」うっせーなボサボサは黙ってろ」

「もーうっさいアル。そんなときはミロアル。あとオメー……」

と、神楽は直芭のある部分をガン見した。

「……?」

「オメー、ホントに女アルか。乳にまな板でも入れてるアルか」


3@子供は踏み越えてはならない線も平気で踏み越える。ある意味最強。


万事屋一同、沈黙。もちろん、直芭自身もである。
直芭はゆっくり神楽に近づき、頭に手を置いた。

「あのね、人には言っちゃいけないことがあるの。踏み越えちゃいけない線があるの。今アンタはその線軽く踏み越えてるから。
でも今なら戻れるから。さァ、すぐ戻りなさい」

そう言う直芭の目は笑っていない。むしろ泣いている。
すぐに手を離して本題へ戻ろう……と思った直芭だが、神楽がそれを許さなかった。

「オイ」

ガシッ

(ん……!?ん!!?)

胸に何か当たっている。
神楽の手である。

「私より乳ねーヤツがエレーこと言ってンじゃねーヨ。このまな板女」

「「…………!!!」」

銀時と新八はもう、黙って目を背けるしかなかった。

「(ヒソヒソ話)オイ新八……い、いちご牛乳」

「(ヒソヒソ)こんな状況で持ってこれるワケないでしょーがァァァ!何のんきな事言ってンですか銀さん!」

「(ヒソヒソ)オメーボサボサの見方になって来い。『まな板なんかじゃないですよーせんべいでしょ』って言って来い」

「(ヒソヒソ)平らなものにわずかな凹凸ついただけだろーが!!アンタ真面目に止めようと思ってます!?」

「(ヒソヒソ)じゃあ神楽にまかせっか。」

「(ヒソヒソ)そんなことしたら神代さんから一生恨まれますよ」

「(ヒソヒソ)じゃあオメー言って来い!世界の!世界の危機を救って新ちゃんッ!」

ドン、と新八の背中をおす銀時。
「わっわっ」といって神楽と直芭の近くに接近。

「「あン!?」」

(怖ッ!)

少し後ろを見ると銀時がガッツポーズ。

「ま……まな板なんかじゃないですよ……せ、せんべいですよね!!」

「オイソレ……平らなものにちょこっと凹凸ついただけだろーがァァァッッ!!」

「グブフゥ!!」

新八は顔面にパンチを食らった。