二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 沖神-日常にできた小さな楽しみ- ( No.9 )
日時: 2010/05/09 17:19
名前: 稜架 ◆z5iW57HkOM (ID: 3P/76RIf)

  
 >>ある日のきっかけ


チリーンチリーン
ある商店街の一角がベルの甲高い音によってある男がきゃっほーぃと声をあげる
その男とは坂田銀時である

「まさか・・当たるとは思わなかった・・パチンコぼろ負けしたくせにな・・・」

ぼそっと呟く内容は放って置いて何故銀時がパチンコに行ったのかというと
数時間前に神楽に頬を蹴られ不機嫌になりしかも新八にそうじ手伝えやら洗濯しろやら
お袋並みに叱られては立場がない、そこで電話がかかってきた振りをして
パチンコに行ったのだ

ピシャーンッ!
あまりにも勢いよく開いたドアがいつも立てないような音を立てながら開く
このピシャーンッ!という音に部屋の中に居た新八・神楽は肩をびくりとさせる
なんだなんだと二人で話していると廊下をドタドタ走る音がして居間に着くと銀時は
自分でジャンジャジャーンと効果音をあげ先ほど当たったものを高く振り上げる

「なんですか・・?それ」

疑問気味に聞くと良くぞ聞いてくれたッ!と言わんばかりに目を輝かせ

「旅行券チケットー」

ドラえもんのように言うと二人はそろって首を傾げた、
あれ、銀ちゃん仕事はどうしたネと不思議そうな声をあげる神楽に仕事なんてどうでもいいと
言い放つと旅行券の行き先を告げた

「なんとなんとの温泉・・行き?アレナニコレ、行き先かいてない・・アレ?いや、住所しか書いてない」

あせる銀時に神楽は行って見たら分かるネ!と放つと新八もそうですねと賛成。
よっしゃじゃぁけってぇえええええい!と大きな声をあげた後に定春に頭をガブリと行かれたのは
予想外であった