二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシと魔法の365日 ホグワーツ魔法学校の日常 ( No.546 )
日時: 2010/12/22 18:49
名前: みき (ID: tEZxFcMB)

30章【ホグワ—ツ魔法学校Ⅱ】

+*+* Ⅱ 〜約束*契約〜 *+*+

父が魔法学校を作ると言い出してから10日がたった。
まるで、何もなかったかのように毎日が進んでいく・・・

コンコンコン

玄関のドアをたたく音が聞こえた。
父がドアを開けると、一人の男が立っていた。男は、父に2,3言話すと、走って行ってしまった。
父「レス!行くぞ!!」
レス「何処に?」
僕は、パッキー(断じてポッキーではありません。)を銜えながら言った。
父「いいから」
父はもう家の外で足踏みしている。
僕はしぶしぶ父について行った。

*   *   *   *

家の裏の林を抜けて、丘を越えると、そこにはまるで絵本にでも出できそうな大きなお城が建っていた。

———————まさかこれが・・

父「我が魔法学校だ!!」
本当に父は、魔法学校を建ててしまったのだ。
・・・・あんな理由で建てられるものなのだろうか。
中に入ると、教室、講堂、職員室など、広々とした空間の作りだった。

後で分かったことなのだが、ここは昔、ヴァニカ=コンチータが住んでいた屋敷を建て直したらしい。
たたられなければいいのだが・・

レス「・・・・!」
レスはあることが浮かんだ。お金のことだ。
レス「お金とかは・・?」
父「大丈ブイ!!」
嫌な予感が・・
父「親切な人がいたからさっ」
レス「え・・?」
父「紙に名前を書いただけで何でもやってくれたんだ!」
まずい・・
レス「紙には何て?」
父「読んでなーい」
レス「紙をくれた人は誰?」
父「この屋敷の元の住人だったか・・。」

みなさん!16行前を読み返してみよう!!

ややこしい事になった。僕の手に負えない・・。
レス「父さん。」
だから、僕はとびっきりの笑顔で言ってやった。
レス「父さん。今までありがとう。僕、この家出て行くよ。」
父「まて!はやまるな!!」
・・・引き止めかたが違うような。
レス「僕じゃ手に負えない。」
父「たのむううううぅぅぅぅうぅぅぅ・・いかないでくれええええええぇぇぇぇぇぇぇっぇえぇ(泣)」
父は、僕の前で泣きじゃくる。

僕は結局ここに残ることになった。