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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: REBORN! 青き霧のセカイ ( No.16 )
- 日時: 2010/05/17 10:56
- 名前: 青霧 ◆wLSWAKdp4g (ID: IE3lMf.1)
第6話「並盛町、再び」
———あれから5年。
骸は15歳になっていた。
追っ手を難なく倒した3人はあの後森を抜け、この並盛町へ流れ着いた。
そして3人は黒曜ランドに住み着き、平凡な生活を5年間続けてきた。
———そんな骸が夢見た生活に終止符が打たれることを、骸は予想していた。
「骸様」
「どうしました、千種?」
寝ていた骸はソファーからゆっくりと起き上がる。
千種は言った。
「犬のアルバイト金が入ったそうです」
「そうですか・・・。犬も中々やりますね」
クフフ、と骸はほくそえむ。
昔とは想像も出来ない笑顔がそこに浮かんでいた。
骸は起き上がり、千種に言った。
「買出しは僕が行ってきます。千種は休んでなさい」
「・・・いいんですか?」
「ずっと中じゃ、いけませんからね」
「分かりました。お願いします、骸様」
千種は5000円を骸に渡した。
“ショウネンハ、マタデアウ”
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