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第８話「赤ん坊、再び」

骸は頭を押さえる。
（・・・しくじった）
あそこで会うなど、計算外だった。
（どうしてあそこに？）
ツナの家から、あのスーパーは遠いはず。
ふと、骸はリボーンの事を思い出した。
（———そうか！）
「アルコバレーノの仕業・・・！？」
あの時、リボーンは不気味に笑っていた。
リボーンが、ツナと自分を逢わせるために仕組んだとすれば———
全て納得できる。
リボーンがツナの頭の上に乗っていたのは、本を落とすため・・・？
「その通りだぞ。流石は六道輪廻を使う男だな」
「！！」
骸はバッと顔を上げる。
そこにいたのは、さっき会ったリボーンの姿。
「おやおや、何の用ですか？」
「単刀直入に言わせてもらうぞ。・・・お前、未来から巡って来たのか？」
「———っ！」
リボーンはニッと笑う。
「やっぱそーか」
「・・・そうだとしたら、どうなるんですか？」
「どーもしねぇよ。ただ、お願いがあるんだ」
骸はキョトンとした表情になる。
「？何ですか？」
「簡単なことだ」
リボーンは笑っていった。

「ツナと友達になってやってくれねーか？」

“アカンボウノ、オネガイ”