二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: REBORN!  青き霧のセカイ ( No.28 )
日時: 2010/05/17 18:23
名前: 青霧 ◆wLSWAKdp4g (ID: IE3lMf.1)



第11話「骸のお出掛け」

「骸さぁ〜ん。ボンゴレが来てますよぉ」
「・・・・・・」
「骸さぁん?どうかしたんれすか?」
「・・・追い返して下さい」
そんな骸の様子を見て、犬は驚きの声を上げた。
「なななな!どうしたんれすか骸さん!!顔色悪いれすよ!?おーい柿ピー!ちょっとコッチくるびょん!」
するとすぐに千種が顔を出した。
「何」
「ちょっとボンゴレ、呼んできて欲しいびょん!」
「・・・めんどい」
そう言いながらも、従う千種。
すると骸がガバッ!と顔を上げた。
———一言で言い表すならば、今の骸は真っ青だった。
骸は犬に静かに怒鳴る。
「追い返せと言ったでしょう!?」
「で、でも・・・」
「早く!今からでも間に合います!追い返しな———」
「それは無理だぞ、骸」
その声に、骸は更に青くなる。
「・・・アルコ、バレーノ・・・」
するとリボーンは骸を素早く捕まえると千種と犬に言った。
「じゃ、借りてくな」
「「・・・」」
「け、犬!千種!早く助けて———!?」
バァン!
リボーンは骸に向かって発砲した。
どうやら睡眠弾のようだ。
骸は死んだように眠りに着く。

「———なぁ柿ピー、今日骸さん、何処行くびょん?」
すると少し面白そうに千種は言った。

「———女が沢山いる所だよ」

(・・・これだから女は嫌いなんですよ・・・)by骸