二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: REBORN!  青き霧のセカイ ( No.33 )
日時: 2010/05/28 19:20
名前: 青霧 ◆wLSWAKdp4g (ID: tgMaGFHR)



「やっぱいないのか?」
「そんなワケねぇだろ!!何人も見たって言ってんだ!!」
キョトンとする山本に獄寺は怒鳴る。
2人が今いるのはプリクラコーナー。
着飾った女子達がキャイキャイと騒ぎまくっている。
雲雀がイライラするのも分かる。
「とにかくあっちの方も探すぞ!」
「りょーかい!」
2人が歩き出そうとしたその時———。

「ねぇねぇ、お兄ちゃん達」

獄寺と山本が見下ろすと、そこには小学一年生ぐらいの2人の男の子が獄寺と山本と見上げている。
そっくりで見分けが付かない。
どうやら双子のようだ。
獄寺は双子に怒鳴る。
「今忙しいんだ!!話しかけんじゃねぇ!!」
「おい獄寺!!」
山本が慌てて仲裁に入る。
「悪ぃな、俺達今人探してて・・・。他を当たってくれ」
すると双子はニンマリと不快な笑みを浮かべた。
「「・・・あ〜あ、残念。お兄ちゃん達が探してるのはきっと僕達なのにね」」
「「!?」」
その声に獄寺と山本が目を見張る。
「「それは———!!」」
双子が着けているのは、赤色の光を発する指輪と、水色の光を発する指輪だった。
間違いない。
獄寺と山本が着けている“ソレ”だった。
双子は不気味に微笑んで———

「「一緒に遊ぼうよ、お兄ちゃん達」」