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その隣に映っているのは苦戦を強いられている了平だった。
恋時がフン、と鼻で笑って言う。
「ボンゴレ晴の守護者はすぐに殺れそうだなぁ♪」
「当然です。晴美は優秀なんですからね。ボンゴレ晴の守護者とは出来が違います」
「「なっっ!!!!」」
骸と綱吉の瞳が怒りに見開かれる。
それをまるで待っていたかのように恋時は言った。

「・・・それじゃあ、遊ぼうか?」

刹那———
ヴォンッ!!とオレンジ色と藍色の炎と霧が4人を包み込む。
綱吉は驚く。
「!?・・・な、何これ!!どうなってんの?」
「幻覚のようですね。犯人は・・・そこの鎌を持った方でしょう」
骸が静かに指摘した。
すると琉乃はフッと微笑んで骸に視線を向ける。
「おや、感じる事は出来るみたいですね」
「クフフ・・・当たり前ですよ」
琉乃は恋時を見て言う。
「・・・もう、いい?」
恋時は頷く。
琉乃の瞳が真剣さを帯びる。
骸は綱吉に言った。
「ボンゴレ、ここからは自力でいけますか?」
ゴク、と音がしたと思うと、ボウッと炎が灯る音がした。
そこにいたのは———超ツナ(ハイパーツナ)だった。
綱吉が骸に言う。
「問題ない。お前はお前の相手に全力を尽くせ。いいな」
「・・・勿論です、ボンゴレ10代目」

———バトル、開始!!