二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: REBORN!  青き霧のセカイ ( No.9 )
日時: 2010/05/16 22:00
名前: 青霧 ◆wLSWAKdp4g (ID: IE3lMf.1)



第3話「契約、再び」

「千種」
「・・・何」
「六道骸・・・どう思う?」
そんな犬の質問に千種は身を震わせた。
“一緒に来ますか?”
そう訊かれ、付いてきた犬と千種。
もうあそこにはいたくなかったから付いてきたものの、骸を信用していいものか、犬は悩んでいた。
(アイツ・・・めっちゃ強いみたいら・・・)
そんな奴について行ってもいいのか?
そんな疑問が犬の頭の中を渦まく。
それはきっと千種も一緒だろう。
———その時。
ガサ
「「!!」」
犬と千種は身を硬くする。
「そこまで驚かなくてもいいんじゃないんですか?」
苦笑しながら現れる骸。
その腕には沢山の林檎林檎・・・。
骸は1個ずつ2人に差し出す。
犬と千種は躊躇った。
骸は肩を落とす。
「信用してもらえませんか・・・」
沈黙が3人を包み込む。
———刹那!
ガリリッ!!
千種が泣きながら骸が差し出した林檎にかじり付いた。
犬もだ。
骸は驚いたが、すぐに優しく微笑む。

「———もう大丈夫ですよ」

“3ニンノキズナガムスバレタヒ”