二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〜鏡音リンレンでオリジナル〜コメ下さい! ( No.36 )
日時: 2010/05/24 21:23
名前: 燈玖黐(ひくり) (ID: NH7CSp9S)

嘘なんて嫌いだね。
 真実だけを見ればいい。

君は、嘘を付き過ぎだ。でもその気持ち
                分かるよ——。

第8章(樹sのオリが出ます!キャラ破損しないように頑張ります!)


「リン。リンって言うのね!私はミクよ。宜しくね」

ニコニコしながら言うミク。
リンにとって、その笑顔は眩しかった。


偽りも無い様な綺麗で澄んでいる笑顔。

リンは、心が痛くなってきた。
自分の嘘、罪。

ミクの笑顔が眩しくて辛かった。

「えぇ、宜しく。ミク」


リンは、苦笑いしながら言った。





「すみません!ミクさん。」

扉の向こうで、男の人の声が聞こえ。

「あ、ジン君!どうしたの?」

ミクは、急いで扉を開けた。
開けた先には、汗を掻きながら笑ってる男の人がいた。

「あ、これお届け物ですよ。お礼はいいですよ。これが仕事なので」

ミクがありがとうっと言う前に
ニコニコしながら、ミクの言葉を悟ったように言った。

「ジン君ってやっぱりすごいね!みんなの行動分かっちゃうなんて!」

ミクは、驚きながらも尊敬してる様な口調で言った。

「いえいえ、それほどでもありませんよ。あれ?そちらの方は?」

ジンは、ミクの家にいる。リンを見つめ。
リンは、すぐにジンから視線を逸らした。


「貴女、疾しい事をしたんですね」
ニコッと笑って、リンに近付いた。

リンは、びっくりしていた。

「嘘もきっと、いっぱいついてますよね?」

ジンは、リンの顔を覗き込むように笑いながら言った。

リンは、眼をゆっくり目を瞑って。
ゆっくり、開けた。

「貴方に、話す事ではないわ。」
リンは、窓の景色を見ながら。


「そうですか、でも貴女は辛いモノをお持ちのようですね」

ジンは、まるで探偵のようにリンに言った。

「貴方には!関係ないっと言ってる筈よ!!」

リンは、ジンの胸ぐらを掴み。

「お嬢さん、そんな乱暴な事しちゃダメですよ。」

ジンは、リンの手を掴み。
リンを付き飛ばした。

「っ!あんたがいけないんでしょ!」

リンは、今でも泣きそうな顔で言った。

「僕が悪い。よく言われますよ。では、失礼しますね。ミクさん。」

「え、あうん。気を付けてね!」

ミクは、ジンを見送り。

「あっ!大変!レンを待たせてるだった!行かなきゃ!」

リンは、身支度して。
ミクの目の前に立った。

「えっ、もう行っちゃうの?それは残念だったな」

「はい、少しの間お世話になりました。では」

リンは、深くお辞儀した。

「どういたしまして、また会えるといいね」

ミクは、笑って。リンを見送った。






「本当にありがとうございます!」

リンは、落ちてきた池の所に
向かった。

川を辿れば、レンがいる村に辿りつくはずっと思って。

だが……。

「なんで!あんたが付いてくんの!!?」

リンは、ニコニコしてリンの後ろから付いてきてる

ジンに言った。

「いやぁ〜。貴女の秘密を知りたくて。あはは」

「絶対に教えない!」


「でも、嘘付く理由分かる気がします。貴女は逃げたいんですよね」





リンが、嘘を付くたびに。

リンの心は、罪と言うモノに縛られていく。