二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〜鏡音リンレンでオリジナル〜コメ下さい! ( No.49 )
日時: 2010/05/24 21:26
名前: 燈玖黐(ひくり) (ID: NH7CSp9S)
参照: 今日は、休みなんだ〜。いいでしょう((失せろ

希望、君には無いみたいだね。
  それって悲しくて辛いんだよ

第11章


「まだ!見つからないのか!!何をやってるんだ!」

「はっ!申し訳ございません!もう少しお待ちしてくれれば、すぐに!」

「メイコ、これが最期のチャンスだと思え。分かったな」

「はっ!」

メイコは、悔しい顔して頭を下げた。













ザクッ!

「いっ!」

リンは、木の枝拾っている時に、
よく、切れる葉っぱに頬を掠ってしまった。
血がダラダラっと出てきてる。

「あぁ〜。深く切ったな〜。どうしよう」

その時、シュウ……っと言う音がして。
リンは、何だろうっと思って

傷を触ってみたら、傷口は無く。
ただ、血が付いてるだけだった。

「嘘……。」

リンは、眼を丸くした。
そして、怖くなり拳を作りギューっと握った。

その瞬間。リンの足場から火が出てきた。
山は、だんだん火が移っていき。


あっというまに、火の山になってしまった。

「ど、どうしよう!!逃げなきゃ!」

リンは、咳をしながら辺りを見渡すが。
全部、燃えている。


「あ、そうだ。少しだけの火傷なら……すぐに治る?」

リンは、決意して。
火の中に飛び込もうとした時。

誰かに手を掴まれた。

「ちょっと、お嬢さん。一緒に来て貰いましょう」

手を掴んでいたのは、
パロップ軍の兵士だった。

「えっ」

ドスっ!
兵士は、リンのお腹にパンチをした。

リンは、気絶してしまい。
連れ去られてしまった。











「はぁはぁ!レン!」

「ナギ!?これはどうなってんだ?!」

山から降りてきたのはナギ。
幸い、ナギは火事になる前に逃げ出してきたようだ。

「あれ?その猫は?」

「山にいて。ここに連れてこようと思ったら火事が出て。連れてこなかったらこの子死んでた。」

「って!リン見なかったか!?」

「えっ?リン?見なかったわ。」

「もしかして、焼けてしまった?」

「ジン!!縁起の悪い事言うなよ!」

レンは、必死になり。
考えた。


「レン、まずここから出ましょう。私達もこのままでは燃えます。」

ナギは、冷静にそう言った。

「あ、あぁそうだな。リンが生きてる事を祈ろう!」



そして、3人はレンの故郷を後にした。