二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〜鏡音リンレンでオリジナル〜コメ下さい! ( No.67 )
日時: 2010/05/25 20:29
名前: 燈玖黐(ひくり) (ID: 8Q63fUc/)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?439804

約束3 ジン


「リンさん?どうしたんですか?」

「ジン!約束よ!」

「えっ?」

「良い?ジン。レンを守りなさい!」

「はい?」

「永遠に、貴方が生きる限り。レンの元にいて。レンを守りなさい!ジン、貴方はムカつくけど。良い人だわ。それは分かるの。だから、約束して。」




約束——……。








「ジン。貴方は良い人ね」

「僕は、よく嫌われるよ。」

「いいえ、貴方はとても素敵な人よ。だから、もっと笑って?私は貴方の笑顔が好きよ。約束して。ずっと笑顔でいて。」

「ミリナ……。分かった。約束守るよ。ずっと。」









だけど、彼女はもういない。
でも、僕は彼女の約束守ってる……。


ずっと。笑っているよ。
誰かに、ムカツクって言われても。

約束だけは、守るんだ。







「分かったよ、リンさん。約束しましょう。僕のブライドに賭けて」

「ありがとう。ジン。貴方はとっても良い人だわ」



ミリナ……?

ジンにとって、一瞬だけリンが。恋人だったミリナに見えた。




リンさん、貴女のその意思。
守りましょう。

貴女の大切な人、守りましょう。

”約束”っと言う名に懸けて——。