二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〜鏡音リンレンでオリジナル〜コメ下さい! ( No.69 )
日時: 2010/05/25 20:51
名前: 燈玖黐(ひくり) (ID: 8Q63fUc/)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?439804

さようなら、大好きな弟。
  ありがとう、大切な仲間——。


第14章



「レン、式典が始まるわ」

「あぁ、分かった。ナギ」

レンは、立派な服を着ていた。
そして、外に出た瞬間。

人々達の歓声が聞こえた。


「レン殿ーー!!この国を救ってくださってありがとうーー!!」

「貴方こそ!王に相応しいです!!!」


その時、レンの隣にいた。ジンが手を上げた。

その瞬間。周りは静まり返った。

そして、レンはマイクを取り上げた。


「俺は、大切な人を失いました。それは今から3年前。皆さんも覚えてるでしょう。パロップ国革命。パロップの国民は、困ってました。そこに一人の少女が表れ。たった一人でパロップ国の王は倒した事を。

その少女のおかげで我々はここにいるのです!あの戦争で何千万人の人が帰らぬ人になりました。

だからこそ!その人達の分まで生きよう!それが俺達の未来です!後ろを振り返らないで欲しい!」



周りを見渡せば、人達は泣いていた。
そして、レンの話をちゃんと聞いていた。


「俺は!この国を平和の国にへと導きましょう!だから、どうか見守ってほしい!俺が王になる事を!」


レンは、頭を下げた。

その瞬間、拍手が湧きあがった。

レンは、それを見て。
しずかに、涙を流した。




リン……。俺は約束を守ったよ。

君も、守った。

だけど、会う事は無かった。


でも、俺は信じるよ。
君が帰ってくる事を——。



((まだ、終わってないからね!))