二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〜鏡音リンレンでオリジナル〜コメ下さい! ( No.71 )
日時: 2010/05/25 21:39
名前: 燈玖黐(ひくり) (ID: 8Q63fUc/)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?439804

皆、ありがとう。
 最期。あたし、罪償えたかな?

最終章


「どういう事?カイト。」

「あの、奴らを倒して欲しい。あのうざったい奴らを。」

窓の向こうにいるのは、痩せこけている国民達。

そして、反乱を起こそうとしてる。

「ああ、そういうことね。いいわ。覚悟しなさい」

リンは、悲しい笑みをして。

城から後にした。

「頼むよ。リンちゃん」



















「お、お前!誰だ!?」

痩せこけた男性が一人。リンに向かって言った。

「国民の皆さん。いますぐにここから離れてください。あたしがこの国を滅ぼしましょう」

「何を言ってるんだ!俺達の手で!」

「そうしたら!貴方達が死ぬわ!お願いします。あたしの言うとおりにしてください。この国をセカイを救いたいんです」

リンは、頭を下げた。
国民達は、考え始め。

「分かった。君に任せよう。だが、生きて帰って来ておくれ。死んでこの国なんて救わなくていい。君は赤の他人なのだから。」

国民の中からおじいさんが出てきて、
リンに優しく微笑んだ。


「はい。大丈夫です。では離れてください」


そして、国民達はリンから遠く遠く離れた。

リンは、それを見て。決意したかのように眼を瞑った。


「みんな、みんな、ありがとう。レンありがとう。だから、このセカイ救わせて」



リンの身体は、いきなり光り始めた。




「さようなら、ありがとう」











ものすごい、爆撃音がした。



その爆撃は、3時間以上続いた。






















それから、パロップ国の街も城も何も無くなった。

残ったのは、一人の少女のと思われるペンダントだった。

それしか、残っていなかった。
しかし、これは革命っとなった。



セカイを救った少女。


それを知る者は、たった3人しかいない。



































大きな悲しみや嘘や罪。

あたしは、背負いました。

だけど、それを軽くしてくれたのは。
大切な仲間でした。




ありがとう、伝わらなくても。

ありがとう。

大切な人達へ——。




パタン。


「王様!この本面白かったよ!セカイの夢!」


金髪の少女が、豊かな国の王。レンに近づいた。

綺麗な笑顔で言うレン。

「そうか、良かったな。”リン”」



〜end〜