二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 16獣の咆哮-情報屋の手中【復活、デュラ中心】 ( No.8 )
日時: 2010/05/23 17:28
名前: 樹 (ID: I7JGXvEN)
参照: http://renrinmiku.blog70.fc2.com/

第三章 
———情報屋との遭遇 綱吉視点———

あれから何事も、本当に何事もなく一週間が過ぎている。本当にこれでいいんだろうか?
普段通りに学校に通い普段と同じ生活。何の異変もない。
これでいいはずなのに、なぜかしっくりこない。

   ——現在に帰宅 9日目 (日)PM:1:30——

ぴんぽーん
玄関のチャイムが鳴った。
現在部屋には獄寺くん、山本、俺、リボーンの四人がいる。
「ちょっと、御免」
俺はそう皆に声をかけると玄関に向かった。
ガチャリ
鍵を開けてそっと覗きこむ。
外に立っていたのは黒髪の見知らぬ青年。

「どうも。情報屋の折原臨也です」

にこ、と柔らかな微笑を浮かべてそう述べる。
一見敵意はなさそうに見える。
が、なぜか自分の体が震えていた。
何故だろう? もう一度相手を見る。 相変わらず柔和な笑みを浮かべている。

「あの..........」
「彌瘡から聞いてると思うんだけど」

俺が問いかける前に見透かしたように声を発した。
彌瘡、っていう人と同じようだ。でも言ってることからすれば別人らしい。

———貴方の近くにもう一人僕とは関係ない情報屋がいるんですよ。
            彼も少しぐらいは知ってると思うので、そちらもよろしくお願いします———

彌瘡さんの言うことを思い出してみる。
もしかしてこの人が彌瘡さんの言う情報屋なんだろうか?
きっとそうだろう。
「えっと......とりあえず、どうぞ」
そう言って相手を中へ入れる。 上からバタバタと階段を誰かが降りてきた。
「十代目! どうかしましたか?」
「あっ、獄寺くん!」
「十代目、誰っスか?そいつ」
「えっと..........」
「情報屋の折原臨也です」
獄寺くんにも柔和な笑みを浮かべ己の名前をもう一度述べる。
「宜しくお願いします。獄寺隼人くん」
「ッ!?」
当たり前のこと、獄寺くんは表情をゆがませる。でも自然と俺は驚かなかった。情報屋って言うんだからそうなることは分かってたんだと思う。
「お邪魔するよ?」
「あ、はい」
臨也さんの言葉で我に返ると臨也さんを連れて二階へと上がる。
「信用して大丈夫なんすかね?」
階段を上がっている途中、獄寺くんが耳元で小さな声で聞いてくる。俺は静かに頷いた。この状況、もう頼るしかないから......



「情報屋の......折原臨也です」



部屋へと着き彼は再びそう呟き柔和な笑みを浮かべた。
赤ん坊は眉をひそめ相手を見つめていた———


   
   ———舞台裏———

現在の入室者〜甘楽、彌瘡、麗美、樹〜

甘楽「どーもー、甘楽ちゃんでーっす!」
彌瘡「こんにちは」
麗美「どうもーノシ」
麗美「って、あ、自分でちゃん付けてる!」
甘楽「まぁまぁ、そこは置いといて☆」
麗美「いいのぉ?」
甘楽「今日はだーいじなお知らせがあるんですよう♪」
彌瘡「なんですか?」
甘楽「ダラーズの創始者さんと黄巾賊の創始者さんと罪歌の母親さんを連れてきちゃいましたー☆」
〜田中太郎さんが入室されました〜
〜バキュラさんが入室されました〜
〜罪歌さんが入室されました〜
彌瘡「甘楽さん、流石です」
彌瘡「こんにちは」
麗美「こんちゃー(´・ω・`)ノシノシ」
甘楽「こんー」
田中太郎「どうもです」
バキュラ「ういす」
甘楽「結構大人数になっちゃいましたねー」
罪歌「こんにちは。 よろしく、おねがいします」
罪歌「あ、ごめんなさい」
田中太郎「罪歌さん、謝らなくて大丈夫ですよ」
麗美「そうだよぉ 宜しくねー!」
甘楽「仲よくしてくださーい☆」
バキュラ「甘楽さん以外ならいいっすよ」
甘楽「やだ、それ酷いですよね!?」
田中太郎「そうですよ。バキュラさん酷すぎますよw」
麗美「ほらほら、仲良くねー☆」
彌瘡「相変わらず嫌われ者ですね、甘楽さんは」
罪歌「けんか、やめたほうがいいですよ」
バキュラ「あ、別に本気で嫌ってるわけじゃないから大丈夫ですよ」
甘楽「もう 嘘はダメですよ〜? (`・ω・´)プンプン」
彌瘡「嘘ですね」
麗美「うっそだぁ」
田中太郎「あははw」
罪歌「うそも、よくないです」