二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ボカロ家の毎日【VOCALOID】 ( No.11 )
日時: 2010/05/23 15:12
名前: *yuki* ◆R61No/hCwo (ID: yjS9W/Zh)

11時。

ピンポーン!わりと穏やかになったボカロ家に、チャイムが鳴った。

「あら、チャイム〜!誰かなぁ、カイトさん!」

「え?そりゃあまあリンちゃん、やっぱりナギちゃんでしょ。ハハハハ」

二人の馬鹿な会話はほっといて、

「ミク、ナギさん来たぞ〜。俺開けるからな。」

ミクに声をかける。

一番最初に会いたいって言ってたけど。
ミクが起きるまで待たせるわけにはいかないし。

あ〜、肩痛え〜。やっぱ怖いよルカ姉さんは…
まだ怒ってるかな…だとしたらなんて謝れば…

え?

レンは考え事を中断した。というよりしてしまった。

「はーい!まって〜、今開けまーす!」

緑色の風が吹いた(ように見えた)。ミクだ。

…いきなり目が覚めて風ぐらいに速く走るとかどんだけだよ…。
そんなにうれしいのかい、とレンは思った。

とりあえず玄関に行く。

そこで俺が見たものは、

ミクの満面の笑顔と、

「はじめまして。涼音ナギです。」

姿勢よく立っているナギさんであった。