二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ボカロ家の毎日【VOCALOID】 ( No.120 )
日時: 2010/05/28 20:10
名前: *yuki* ◆R61No/hCwo (ID: yjS9W/Zh)

「…そっか。まあ、それでもいいわね。」

「じゃあ、みんなを呼んできましょう。」




ベッドで寝てると、いきなりリンが入ってきた。

「…どうしたんだ?
いいことでも見つかったのか?」

「そんなことどうでもいいからっ!早く来て!」

質問にも答えずに俺の手をひっぱっていくリン。

いったいなんなんだよ…。



「うん!わかったー」



「ええ…。面白そうですねぇ。」



「あはは、いいよ!」



「オッケー。楽しそうだなー!」



そして。

リビングには、ボカロ家全員がそろい、また、大量のティッシュ・輪ゴムが積み重なっていた。

「…なにをするつもりだ?まあ、だいたい予想はつくけど…。」

「なら言うんじゃないわよ!」

へいへい。すいませーん。

「……いい?
みんな、これからてるてるぼうずをつくるわよ!!」

ぱちぱちぱち。

と、(俺を除く)全員がリンに拍手をした。

拍手する意味は特にないと思うんだがな。

「これはナギの案でね!
私としても、すぐに雨なんて消え去ってほしいし。
それに、てるてるぼうずって小さい頃つくっただけだし。
だから、楽しいかもなーって思って!」

にこにこするリン。

…ま、リンの笑顔が見れるんだから、いっか。っていうかナギ姉ナイスすぎ。

「それじゃーやるわよ!
なにか質問は?」

元気がいいリンの声に、
はーい!とミクが手を挙げた。

「どうやってつくるの?」

「…………………………。
ナギに聞いて。」

長い沈黙のあと、そうボソッとつぶやいたリン。
まさかお前もわからないんじゃあるまいな?

そんなこんなで、てるてるぼうずつくりがスタートした。